2016年度 ユーラシアの政治経済研究「ロシアをめぐる国際関係の研究」

世界は多様かつ複雑な国際危機をリアルタイムで処理することを迫られている。ウクライナとシリアを巡る米口の対決、ギリシアやイギリスのEU離脱問題、EU圏の財政規律を巡る根深い対立、ユーロ信認の揺らぎ、シリア情勢を巡る合掌連衡でみられるサウジ、トルコ、イラン、イラク、ロシア、米国、EU諸国の国益の衝突、次々と発生する中東と北アフリカの混乱、中途半端な米国の国際関与が生み出す信頼の喪失、これらの問題に関する中国の関与と経済のハードランディング問題、中国のみならずBRICs 諸国の成長力喪失等、すべての事項で各々の国の国益が前面に出て、危機が倍加される様相を呈している。

こうした状況において、対立軸を生み出してきたロシアの国際関係を、冷戦崩壊以降の歩みを整理するとともに、昨今へンリー・キッシンジャーなど国際政治学者が指摘している「新世界秩序の形成におけるロシアの位置」に関し検討する。

 

◎真殿 達   経済学部・特任教授
 中川 敏彰  経済学部・特任教授
 小野 宏哉  経済学部・教授
 成相 修   経済学部・教授

[協]今西 光男  株式会社メディアウォッチ代表取締役
[協]下斗米 伸夫 法政大学教授
[協]石郷岡 建  経済学部・非常勤講師
[協]劉 傑    早稲田大学教授