2016年度 大型小売業態における百貨店およびショッピングセンターの競争優位性に関する研究 -消費者認識からの考察-

 本研究は、26、27年度の経済社会総合研究センタープロジェクトに引き続き、既存の流通・マーケティング研究においてほとんど議論されていない百貨店業態およびショッピングセンター(以下SC)業態に関して、消費者行動研究を基盤とし、その実態を明らかにするものである。大型小売店業態において近似的に位置づけられる両者の違いと、競争優位性とはどのようなものなのかを検討する。

本年度の研究の特徴は、27年度に作成した尺度を用いて、大型小売店業態における代表的な百貨店店舗とSC店舗を対象とし、店舗ごとの消費者の評価の違いを比較検証証する点である。

よって本研究の具体的目的は、[1]消費者視点から「大型小売店業態における主要百貨店舗およびSC店舗の競争優位性」を明らかにすること、そして[2]調査結果及び、海外とわが国の大型小売店業の比較から実践的・汎用的な競争優位戦略の施策を検討すること、の2つである。

◎圓丸 哲麻 経済学部・准教授