言語教育研究科英語教育専攻の湯浅貴行さんが通常2年間である修士課程を1年で修了。これは本学大学院初となる快挙です。

　湯浅さんは本学外国語学部4年次のときから「大学院を1年で修了する」という計画を立て、科目等履修生として大学院科目を履修し、2015年4月に入学しました。

　通常2年の修業年限のところを1年で修了する要件として、修士論文の執筆はもちろんのこと、その他に語学試験（TOEIC 800点以上）、学会発表、査読付き論文への投稿、全履修科目の8割以上でA評価を受けていることの4つを充足しなければなりません。7月には学内での発表、8月に行なわれた関東甲信越英語教育学会での発表、授業の課題や語学資格に向けた勉強、教員採用試験の準備、論文の執筆を並行して行いました。
湯浅さんは「どの要件も簡単にクリアできるものではなく、時間的にも大変でしたが、達成した時には自分の自信に繋がり、とても良い経験になりました。今後1年修了を目指す後輩が多くなることを期待しています。」と述べています。

　3月14日の学位記授与式では大学院修了生の代表として答辞を読み、無事、修士号（文学）を授与されました。
おめでとうございます！今後のますますのご活躍を期待したいと思います。