道徳の教科化に向けて、今、挑戦すべきこと
2016.8.22

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-東松山市教育委員会主催の道徳教育研修会にて-

平成28年8月8日、埼玉県東松山市の東松山市民文化センターにて、同教育委員会が主催する市内の小中学校教員を対象とした「道徳教育研修会」が開催されました。

この研修会では、中山学長の講演「道徳の教科化に向けて、今、挑戦すべきこと」がありましたが、東松山市の中村幸一教育長、地元の本学支援者からの要請があり実現されたものです。

研修会は、東松山市内の小中学校教員以外に近隣町の小中学校教員、総勢80名の参加があり、主催者である中村教育長の挨拶で開会されました。引き続き、本研修会の共催者を代表して公益財団法人モラロジー研究所の地元関係者である浦徳人氏の挨拶がありました。

その後、東松山市立松山第二小学校の関根克己校長の実践報告、中山学長の講演があり、2時間半の研修会が終了しました。残念ながら参加者からの質疑の時間がありませんでしたが、実践報告や講演を聞く姿やメモをとる姿から、深い学びのあった研修会になった様子が伺えました。

また、研修会後の懇談会では、森田光一市長も参加され、中村教育長をはじめ教育委員会の方と学長、そして本学支援者の方々との和やかなひとときを過ごすと共に、今後の道徳教育に関して熱く語られました。

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挨拶をする浦徳人氏

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東松山市教育委員会 中村幸一教育長

 

 

 

 

 

 

 

 

■麗澤大学 中山理学長 「道徳の教科化に向けて、今、挑戦すべきこと」

講演は、価値を“教えるべきか”、“考えさせるべきか”という参加者への問いを投げかけから始まり、日本の道徳教育の現状、道徳教育とは何か、学生による道徳の実践例の紹介があり、最後に、「道徳教育とは、理想とする価値観を児童・生徒たちが内在化できるように支援すること」ということで締めくくった。

 

東松山市立松山第二小学校 関根克巳校長

東松山市立松山第二小学校 関根克巳校長

■松山第二小学校 関根克己校長 「『特別の教科 道徳』実施への誘い~その力強い歩みと小中学校間における滑らかな接続をめざして~」

児童・生徒の発達段階を考えずに道徳の授業を行っていると、「わかりきった」ことが増えてきて、授業が形骸化してくる。発達段階を考慮した「考え議論する」道徳科への転換が必要である。そのような発達段階を考慮し、力強い「道徳」にさせるために、小・中学校の連携の具体的な試みとして、以下のことを取り組んでいる。

○連携によるめざす児童・生徒像の共有

○各々の学校行事における道徳教育全体計画の別葉*を作成し、指導内容との関連を明らかにすること

 

*道徳教育全体計画の別葉:「道徳」の時間以外の道徳教育の指導内容及び時期を明確し、「道徳」の時間との関連を図った指導を確実にできるように作成するもの