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2016.09.20

【開催報告】3大学対抗のディベート大会を実施!

2016年9月16日(金)に、成城大学(内田ゼミ)、専修大学(田中ゼミ)、麗澤大学(中島ゼミ)の3大学対抗でのディベート大会が、成城大学において開催されました。

参加者一同で

参加者一同で

 以下は、桑原聖矢さん(麗澤大学 経済学科3年、中島ゼミ幹事)よりいただいたレポートです▼▼▼

  このディベート大会は、3大学の先生方が金融学会で一緒に活動していたことがきっかけで、各ゼミの交流を兼ねて昨年から開催され、本年度が2回目の開催でした。

 ディベートは、①立論、②質疑応答、③最終弁論の順で、制限時間を決めて行われ、テーマは「脱原発の是非:2050年に向けて」(成城大vs専修大)、「大学の秋入学制への移行の是非」(専修大vs麗澤大)、「日本の移民受け入れの是非」(成城大vs麗澤大)の3つが設定されました。どのテーマの論戦も「昨年より白熱していた」と先生方がコメントするほど迫力のある議論となりました。また、3試合ともジャッジが「最後まで勝敗を悩んだ」というコメントもあり、かなりの接戦となりました。結果的には、3大学がともに1勝1敗で引き分けという結果になりました。

 この大会に向けて、当ゼミでは夏休みに集合して、ディベートとはいかなるものかという基礎の学びから始めて、資料収集や論点整理、リハーサルなどを何度も行いました。最初のリハーサルでは、質問を受けて全員が沈黙してしまうような場面もあったのですが、中島先生の指導のもと練習を重ねていく中で、徐々にディベートらしく仕上がっていきました。

 そのおかげで本番では、データに基づいた説得力のある立論、役割分担に基づいて素早くできるようになった質疑応答、質疑の内容を踏まえて自分たちの主張をまとめた最終弁論などを行うことができ、勝ったチーム、負けたチームともに練習の成果の現れた良いディベートができました。

 他大学のジャッジからは「主張したいことがはっきりしていた」とのコメント、専修大・田中先生からは「立論のパワーポイントがよくできていた」との講評をいただき、事前準備や練習の成果を感じました。

 この大会を通して、予想外の質問を受けた際の対応力やデータに基づいた主張が重要となるディベートの奥深さを知り、また事前準備やチームワークの大切さなどを学ぶことができました。また、ディベート終了後は、他大学の同学年の学生との交流の機会を持つことができたことも有意義でした。1つの目標に向かって協力しあうことでゼミ内の絆が深まり、また達成感を得ることができた貴重な経験となりました。

ディベートの様子

ディベートの様子

中島ゼミの学生

中島ゼミの学生