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教育・研究
2017.02.24

沖縄県石垣市と包括的連携協定を締結

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左から、中山石垣市長、中山学長、真栄田八重山商工高校校長

 本学は沖縄県石垣市においてこれまで実施してきた学生のインターンシップや高大連携事業を継続的・安定的に実施していくため、石垣市との包括的連携協定を締結することとなりました。このため、2月20日(月)に中山理学長が石垣市役所を訪問し、協定締結式に臨むとともに、併せて、1月18日に連携協定を締結していた沖縄県立八重山商工高校についても、正式に発表を行いました。

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協定締結の経緯を説明する山川教授

 

 協定締結式では、石垣市での活動を担当してきた外国語学部の山川和彦教授より、協定の締結にいたる経緯を説明し、石垣市の中山義隆市長と中山学長が協定書に署名を行い正式に協定が発効しました。そして、中山市長からは、市が実施する学生インターンシップ実施の経緯および今後の実質的な協働について期待する旨の挨拶があり、中山学長からは、インターンシップは、特に学生のPBL型やアクティブラーニング型の学びにとって大変重要な機会になるので積極的に活用させていただくとともに、石垣市の発展に少しでも寄与したい旨の挨拶がなされました。

 続いて、八重山商工高校との高大連携協定締結の発表会に移り、同校の真栄田義功校長から、グローバル人材育成の観点からも、生徒の学びの向上への期待が表明され、連携にいたる経緯および具体的な連携の内容について、山川教授から説明が行われました。

 その後、参加したマスコミ5社の記者から、市の学生インターンシップ取り組みへの具体的な支援や本学の今後の連携への取り組みについて活発な質疑が行われ、地元の期待が大きいことを感じさせる協定締結式となりました。

 中山学長は、続いて八重山商工高校を訪問し、観光コースの生徒を対象としたワークショップを見学しました。この授業は、外国語への抵抗感を取り除きたいという高校からの要望を受け、山川教授が経済学部の山下美樹准教授と協働で実施したものです。この授業には、石垣市のインターンシップに参加している学生4名も参加し、生徒たちのサポートに当たりました。

石垣市は豊富な観光資源を生かした観光客誘致に力を入れており、八重山商工高校ではこうした観光を支える人材の育成に努めており、本学もまた観光やホスピタリティの学びの充実を目指しており、三者の協働によってそれぞれの目的を達成する道が開かれ、ますますの発展が期待されます。

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八重山商工高校観光コースの授業の様子

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在学生と山下准教授(写真右から2番目)