[開催報告] 市民発信のインバウンド企画を提案~かしわ市民大学第6期修了発表会~
2017.3.9

梅や早咲きの桜も見られ、春を感じ外出しやすい気候の日が増えてきました。

昨年7月からの柏市と協働して開講していた”かしわ市民大学第6期『めざせ!かしわの国際観光プランナー』”クラスが3/4に研究発表会を迎え、秋山市長、これまでの講師の方々、一般聴講の方を前に提案発表を行いました。冒頭、クラスコーディネーターを務めた本学職員・砂川よりクラスのあゆみを発表し、その後クラス受講生が4グループに分かれて検討した提案を発表しました。

あゆみのなかでは、

『今回定員を超える23名の応募があり、参加された方の全員が修了証を手にする高い出席率(本クラスが初)で、クラスは大いに盛り上がったことから、市民の中に潜在的なニーズが高まっていることが伺える』、麗大留学生と市内フィールドワークを進める中で国によって視点がことなる事を実感できたこと、訪日外国人の方が訪問するようになってきた市内観光地の現場の声などが共有されました。

またクラス運営では『自分が無理せず楽しめる市民活動を軸に、観光関係者と協働できることを考える』『やりながら考える』『短期目線と中長期目線を持つ』ことを大切にしてきたことも共有されました。その実践として、柏のインバウンド情報を発信するFB(Kashiwa tourism bureau)やHP(Kashiwa Tourism)の立上げ、タイで開催された国際旅行博覧会でのPRも千葉県のご厚意と山川教授の機転によって実施してきました。

今後提案を具体化していくためには多くの協力者や新しい参画者に広がることを期待したく、2020年のその後を見据えて”柏市がどのような街になってほしいか” 共感できるビジョンを持って進めることが大切だと話し、クラス内で考えだされたコンセプトも発表しました。

あくまで今日の発表が柏市内で国際観光や異文化コミュニケーションの議論や活動のきっかけになればと、学生達の具体的な提案の橋渡しをしました。

 

4グループの発表は以下の通り

『アジアのアラサー女性向け柏観光プラン』の中ではタクシーや徒歩移動を基本に、浴衣の体験やショッピング・ナイトライフを楽しめるユルベルトのチケットを繋げ、場所場所で参加者自身のSNSで発信してもらうことで情報拡散していく仕組みを提案し、『観光バスまるごと柏ツアー』では成田空港に早朝・深夜発着の旅行者をターゲットに、空いた時間で柏を訪れ柏産の食材を使用した柏BENTOや柏おどりの体験プランなども盛り込んだ内容が発表されました。

また、サブカルチャー ヘルスツーリズムなどテーマ性を持たせたマップをベースにPRをしつつ、市内にいる留学生を観光インターンシップとして継続的な海外視点を盛り込んだ観光施策を展開するしくみづくりを提案した班や、受入れ側の市民や行政との協働や情報発信のプラットフォームづくりを提案した班もありました。それらは『KASHIWA INBOUND PROMOTION IDEA BOOK』と題した報告書にまとめられ、当日参加いただいた方々の手に渡り、今後修了生を通じた活動で広く目に触れることを期待しています。

提案を受けた講評では、山川アドバイザーから来年度麗澤大学の観光系科目で市内のフィールドワーク等を検討していることや、そこと修了生との活動をリンクさせていきたいと抱負を頂きました。また千葉県の海外プロモーションを担当している石井氏からはタイでの様子も発表いただきながら、県として支援策もあるので活用していただきたいと背中を押していただきました。

 

今後の展開については、FBやHPを通じて発信されていくので、ご関心ある方は一度ご覧いただけると幸いです。

[参考]

かしわ市民大学第6期概要 柏市HP

かしわ市民大学の様子 大学HP

山川教授の活動紹介 石垣市でのインターンシップ 房総のむらでの活動

 

[文責]地域連携センター