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ニュースリリース
2017.08.09|最終更新日:2020.07.24|

青年海外協力隊に希望する麗澤大学学生11名がJICA駒ヶ根訓練所へ体験入所します!

麗澤大学の学生11人が8月10日~12日の3日間、青年海外協力隊のJICA駒ヶ根訓練所へ体験入所します。この体験入所は長期休暇を利用して行なわれる集中講義で、春休みには二本松訓練所に体験入所します。この訓練には隊員として派遣される前の事前訓練を受けている候補生約150名が入所中で、この中には2017年3月に卒業し、 青年海外協力隊に現役合格した本学の卒業生も含まれています。この体験入所は本学の外国語学科国際交流・国際協力専攻の授業プログラムの一環で国際協力人材として売り出せる素養を身につける段階的学習プログラムとなっています。

本専攻に入学を希望する学生は青年海外協力隊への入隊を希望する学生が多く、青年海外協力隊協力隊をより理解するのに最適な体験学習的プログラムとなっています。

青年海外協力候補生は、 実際に協力隊として現地に派遣される前の70日間、訓練所に入所し様々な訓練を行ないます。語学研修から技術研修まで、野外訓練とプログラムは様々です。70日間の訓練を終えると、協力候補生は世界中の発展途上国に派遣され、そこで2年間、自らの創意と工夫で任国の人々の発展に役に立つ活動を行いますが、それは国際協力活動であると同時に、日本のリーダーを育てるための最も効果的なPBL(Project Based Learning)学習だと言われています。将来、青年海外協力隊への入隊を希望する麗澤大学の学生にとって、実際の候補生と共に青年海外協力隊についての知識を体験的に学べる貴重な体験となっており、複数の青年海外協力隊現役合格者を輩出しています。


【担当教員プロフィール】
成瀬 猛(麗澤大学外国語学部部教授)
法政大学工学部土木工学科(工学士)。 専門分野:国際協力論・中東地政学・平和構築。 青年海外協力隊シリア派遣隊員、 国際協力機構(JICA)職員を経て現職。 駐在経験はシリア、 エジプト、 イラク、 バングラデシュ、 ケニア、 パレスチナなど。
著書:マイウェイ国際協力(単著)麗澤出版会、 『アフガニスタンに平和の礎を』(共著)ICA国際協力研究所、 紛争と開発協力(共著)DTP出版