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2017.11.04|最終更新日:2020.07.24|

【開催報告】柏市立図書館・柏市内大学図書館合同企画講演会

【開催報告】柏市立図書館・柏市内大学図書館合同企画講演会
「文学とはなんのためにあるのか-夏目漱石『こころ』から考える-」


 

柏市立図書館及び柏市内大学図書館の合同企画のひとつである講演会が、10月19日(木)16時半から、Reitaku Student Plaza “はなみずき” にて、開催されました。

柏市立図書館及び柏市内大学図書館(麗澤大学図書館・東京大学柏図書館・二松学舎大学附属図書館(柏)・開智国際大学図書館)は、毎年10月初旬から11月下旬頃にかけて、テーマを決め、合同で企画展示、講演会等を開催しています。今年のテーマは、「明治時代の作家たち~夏目漱石生誕150年にちなんで~」でした。

今年度の本学の講演会テーマは、「文学とはなんのためにあるのか―夏目漱石『こゝろ』から考える―」とし、川鍋義一法政大学文学部兼任講師・麗澤高等学校非常勤講師からご講演いただきました。

大学図書館外では初めての開催であり、また、当日は台風が本州に接近している中での開催でしたので、どれだけの方にお越しいただけるのかを考えながらのスタートでしたが、聴講者は中・高生から年配者まで多岐にわたり、55名の方が参加されました。

川鍋講師からは、50分間という短い時間でしたが、資料に基づきわかりやすくお話しをいただきました。

また、質疑時間も10分間だけでしたので、残念ながらあっという間に終了時間となってしまいましたが、文学がなんのためにあるのかについて、改めて夏目漱石の『こころ』を通して振り返ることができました。

なお、麗澤大学図書館では、テーマを「夏目漱石と英文学(シェイクスピア、ディケンズ他)」と題して、

1階ロビーにて特別展示を開催中です。みなさまのご来館をお待ちしております。