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教育・研究
2017.12.08|最終更新日:2020.07.24|

「日本文化入門」で「きもの着装披露」を開催

 2017年12月4日(月)「日本文化入門」(国際交流・国際協力専攻 入門・概説科目)で、本学の課外活動団体「きもの・お作法の会」による「きもの着装披露」が開催されました。

 同会は、これまで「全国きもの装いコンテスト」において受賞するなど、数々のコンテストで目覚しい活躍をしてきました。今回は、木原 秀佳さん(国際交流・国際協力専攻3年)、山岸 美嬉さん(英語コミュニケーション専攻3年)、大塚 桃香さん(国際交流・国際協力専攻3年)、秋元舞香さん(中国語専攻3年)による、振袖(ふりそで)、袴(はかま)、浴衣(ゆかた)の3種のお披露目がなされました。片平一子師範による、構造や技術、心づかいなどのわかりやすい解説と、美しいきものがすばやく手際よく仕上げられていく様子に、会場も魅せられていました。

 

 同会の大塚桃香さんからは、「着物を始めるまでは、自分の言葉遣い、姿勢などの立ち振る舞いを意識したことはなかった。片平先生のご指導のおかげで、自分自身成長できたと思う。また、自分の国の文化を知っていることは必要で、きものを通して、日本文化に触れ、学ぶことができ、日本人として誇りを持つことができた」とメッセージが寄せられました。

 片平師範からは、「きものをまとうことは、日本文化をまとうこと」と身につける者の外見だけでなく、内面も磨き、きものと向き合うことの大切さが説かれました。

 自然や季節を取り入れた日本人の感性と、着る人の品格と、洗練された立ち振る舞いが一体となってきものが美しく輝いていく様を実感でき、日本文化に関しての理解がより深まった講義となりました。

 当科目では、今後も茶道などの実体験、能楽師による実演講義など、実践を通し、様々な角度から日本文化に触れ、学ぶ授業が展開されていく予定です。