「基礎ゼミナールB」で特別講演「青年海外協力隊での体験を通して」を開催
2018.1.24

 2018年1月23日 外国語学部1年生必修科目の「基礎ゼミナールB」成瀬 猛教授クラスにて、青年海外協力隊OBOGの方々をゲストスピーカーとしてお招きし、特別講演「青年海外協力隊での体験を通して」が開催されました。

 本学、外国語学部の「基礎ゼミナール」(本学「カリキュラム・ポリシー」参照)では、「スチューデントスキル」、「スタディスキル」、「2年次以降の学びの導入」、そして「自校史学習」という4つを柱として展開しております。当特別講義はその中の「2年次以降の学びの導入」として、2年次以降、履修者がそれぞれ自身の関心分野に対し、専門的に学んでいくための導入として位置づけ、青年海外協力隊OBでもある同教授の働きかけもあり、今回の講演が実現しました。

 講演は以下の2本柱で展開されました。

(1)JICAボランティア制度とは(青年海外協力隊を中心に)
   公益社団法人 青年海外協力隊(JOCA)国際事業部 藤田 晃典(あきのり)氏

(2)青年海外協力隊での体験を通して
   元・青年海外協力隊(ネパール・コミュニティ開発) 土橋(つちはし) 美佳(みか)氏

(2015年3月~2017年3月)

 前半は、開発途上国の人々のために自分の持つ技術や経験を生かし活動してきた青年海外協力隊の帰国隊員を中心に組織されている公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)国際事業部の藤田氏による「青年海外協力隊」を中心とした「JICAボランティア」の概要の紹介がされました。
 かつてモンゴル青年海外協力隊員でもあった藤田氏は「現地の人と同じ生活をし、現地の人たちと協力し、互いに理解し合いながら共に活動していくことが大切」と、JICAボランティア事業の目的のひとつでもある「共生・協働」の部分を、自身の経験も踏まえながらわかりやすく活動紹介をされました。

 後半は、2015年3月から2年間ネパールにコミュニティ開発の任務で派遣された土橋氏より、協力隊での活動を通した体験発表がなされました。
 冒頭では、「アメリカ留学時のホストファミリーのルーツを辿り、中南米での協力隊を目指した」という、青年海外協力隊に入隊するまでは無縁であったネパールとの出会いについての話に受講者は惹きこまれていきました。
 ネパール・バグルン市の市役所が勤務地となり、着任当初は言葉も十分に理解できず、「早速何をしたらよいのかわからない」、といった状況から、女性グループはじめ、地域の人たちのコミュニティへ足しげくかよい、徐々に地域の人々と打ち解けていかれた経験談も語られました。
 また、ネパール語のあいさつ、ネパールで暮らしていた住居や服装など、実際の生活も踏まえた生の情報や映像を交えながら、土橋氏自身の失敗談も踏まえ、臨場感あふれる講演となりました。

 基礎ゼミナール成瀬クラスには、将来、青年海外協力隊をはじめとした国際的な活動をしていくことを志している学生が数多く集まっています。クラス内でも、学生団体の活動を通してネパールを訪れた学生や、まさに今夏、ネパールでの活動を計画している学生、翌月に二本松訓練所での青年海外協力隊への体験入隊を控えている学生もおり、質疑応答の時間でも、実際の現場をイメージした具体的な意見交換が繰り広げられました!

 今回の講演が、そんな受講者にとって、グローバルな活躍の場へ羽ばたいていく「きっかけ」となることを祈っております。

登壇者を紹介する成瀬教授

JICAボランティアについて紹介する藤田氏

 

  

実際の民族衣装等も踏まえた土橋氏の体験談

フロアからも具体的な質問が飛び交いました!