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2018.02.23|最終更新日:2020.07.30|

外国語学部2年生4名がタイで活動

 外国語学部で開講されている「異文化研究F」に参加した学部生4名が、タイ国際旅行博TITF(2018年2月7日~11日)に出展した千葉県ブースにて、柏の魅力を発信すると同時にマーケティングの目的でアンケート調査を行いました。


 千葉県は、タイで苺や早春の花などをPRしています。今回、学生たちは麗澤大学地域連携センターとタイ人留学生の協力のもと作成した柏観光のチラシをタイ人の来場者に配布し、タイ語や英語を使って声掛けを行い、アンケートに答えてもらいました。アンケートでは、柏市の観光ポイントである「あけぼの山農業公園」の4枚の写真を提示し、桜、チューリップ、ひまわり、コスモスのどの季節に訪問してみたいかを問うものと、市内で収穫体験ができる苺、ブルーベリー、枝豆、とうもろこし、梨、サツマイモの写真を見せ、体験してみたいものを選んでもらいました。担当した山川和彦教授(観光学)は、「桜と苺に集中すると予想していたが、回答は分散し、チューリップの人気も高く、農作物はブルーベリーやサツマイモも高得点を得た。アグリツーリズムで柏を売り出すことも可能である」と述べています。千葉県ブースでは県が行なったモニターツアーに参加し、来日経験のあるタイ人学生たちが千葉をPR。麗澤生はこの学生たちからタイ語表現を教えてもらうなど交流しながら活動しました。

 

 バンコクでの活動に続いて、学生はタイ北部のパヤオに移動し、提携校であるパヤオ大学で日本語を専攻している学生たちと一緒に活動をしました。パヤオはチェンライ空港から100キロ離れている上、外国人受けする観光施設がありません。このようなタイでは普通の地方都市の魅力をどう引き出し、日本人旅行者にPRするかがミッションです。学生たちはタイ人のグループを作ってパヤオ市内をフィールドワークし、日本人旅行者をターゲットとした市街地図を作成し、日本語学科の学生たちにプレゼンをしました。会場ではパヤオ大学人文学部タチョム副学部長から参加学生にプレゼントをいただくなど、手厚いおもてなしを受けました。

 参加した学生のひとりは、「活動を通して多くの人との関わりを持つことができ、「国際交流」そのものを実際に肌で感じて学ぶことができました」と感想を述べています。

 

<学生が作成した市街地図>

 

山川和彦教授について: http://www.reitaku-u.ac.jp/about/teachers?tid=161

昨年度の様子:http://www.reitaku-u.ac.jp/2017/03/17/61070

お問合せ:[地域連携センター] 04-7173-3630