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教育・研究
2018.03.12|最終更新日:2020.07.24|

外国語学部「第7回卒業研究コンテスト」受賞作決定・授賞式が行われました。

 2018年3月6日「第7回卒論コンテスト」授賞式が行われました。

 当コンテストは「卒業研究に取り組む学生たちのモチベーションをより高め、優秀な卒業研究を後進の学生たちに模範として示す」、という目的のもとで毎年実施されています。

7人の学部教員で構成された審査委員会による厳正な審査を経て、以下の5作品が今回の受賞作となりました。 

 

氏名

専攻

指導教員

論文タイトル

最優秀賞

大垣 直哉

(おおがき なおや)

国際交流・国際協力専攻

ヨネスク マグダレーナ

The Syrian Crisis and the Applicability of the

 Responsibility to Protect Doctrine

優秀賞

張 婷

(ちょう てい)

日本語・国際コミュニケーション専攻

野林 靖彦

日本語の主語について -先行研究の議論と主語の

多様性に注目して-

優秀賞

伊藤  美優

(いとう みゆ)

英語コミュニケーション専攻

正宗 鈴香

ネット・スマホ利用が創造性にもたらす影響 

-発散的思考と収束的思考に焦点を当てて-

Examining the Influence of Smartphone Use on Creativity

-Focusing on Divergent Thinking and

Convergent Thinking-

佳作

木村 隆

(きむら たかし)

国際交流・国際協力専攻

黒須 里美

多言語社会・台湾における言語使用と

アイデンティティの現在

佳作

齋藤 千紘

(さいとう ちひろ)

英語・英米文化専攻

望月 正道

英文読解における発問について -推論発問を中心に-

 受賞論文以外でも多義にわたる数々の研究成果が寄せられました。今回初めて審査員となった教員からは、「すばらしい論文が多いことに感激し、審査員としても勉強になった」とコメントが寄せられました。

 優秀賞を受賞した伊藤美優さんから、式後に「論文執筆にあたり、指導教員の正宗先生に何度も何度も見直していただいた。そんな先生の熱心なご指導のおかげで納得いくまで取り組めることができたことがこの受賞につながった。正宗先生はじめ、皆様に感謝したい」という感謝の言葉が述べられました。

 一方、今回残念ながらイスラエルでのインターンシップに参加中のため、授賞式に参加できなかった最優秀賞の大垣直哉さんからは、「最後まで忍耐強く面倒を見て下さったヨネスク先生には、感謝しきれません。麗澤で得た教育は私の人生の財産です。なによりも、『学ぶ姿勢、学ぶ方法』を手に入れたことは非常に価値があると考えております。」といったメッセージが研修先のイスラエルから寄せられました。大垣さんはイスラエルでのインターンシップを経て、かねてからの目標であった青年海外協力隊員として南米に派遣されます。今回の受賞論文は、まさに大垣さんの志してきた国際協力に対する情熱と、ヨネスク助教の献身的な指導が実っての成果となったのではないでしょうか。

 各ゼミの仲間や、指導教員らと学び合い、議論し合い、悩みぬいて書き上げた卒業論文は、受賞者の皆さんはもちろんのこと、まさに大学生活の集大成といえるでしょう。来年度もこうした先輩たちの姿を見習った後輩たちによる卒論コンテストには、どんなユニークな研究成果が寄せられるのか!?楽しみでなりません。

外国語学部担当の教職員より祝福を受けた授賞式 最優秀賞受賞 大垣直哉さん指導教員のヨネスク助教が研究指導をふりかえりました
  指導教員正宗教授と