麗澤大学教員倫理綱領

私たちのめざすところは、建学の精神に基づき、誰もが人格を尊重され、公正な扱いを受ける教育環境をつくるとともに、自由闊達な研究環境を育んでいくことです。それを具体的に実現するという目的で、本倫理綱領が策定されました。ただし、本倫理綱領は、教育・研究、その他の業務を遂行するうえで特に重要と思われる、いくつかの事項に関する内容をまとめたものです。よって、これは、すべての問題を網羅するものではありません。 したがって、ここで触れられていない事項、また微妙な問題などについては、校務に関することであれば、関係の責任部署に相談して下さい。またその他の事項であれば、教員倫理委員会に相談するよう心掛けてください。 教員倫理委員会は、本教員倫理綱領に違反するおそれのある行為があった場合、大学として、事実関係を慎重かつ公正に調査し、厳正な処分を法人側に対し勧告致します。また、被害者等に対する適切な救済措置を講じます。 大切なことは、私たちがこれまでのやり方や習慣などに疑問を感じたら、それを声に出すということです。たとえば、何らかの問題に遭遇した時、それを見て見ないふりをするようなことがあってはなりません。日常の仕事の忙しさに流されて、私たちは、問いそのものを立てることを忘れがちですが、自分のやっていること、やってきたこと、これからやろうとしていること、これらを常にインテグリティ(誠実さ)という観点から見直すことが大切です。 「自分には関係がない、言っても無駄、おそらく他の誰かが解決してくれるであろう」という他人任せの態度は、私たちの大学を、悪くすることはあっても、良くすることはありません。学生そして私たち自身が充実感を持って学びあえるキャンパス、誇りをもって働ける教育・研究環境をつくるため、勇気をもって日々の実践に努めていこうではありませんか。 私たちは、倫理にかかわる判断基準が、最後のところで、私たち一人ひとりの良心にあることを強調します。それは、自己の個人的な利害をいったん離れ、公平な第三者の立場から、自分たちの行為の妥当さや公正さを問い直す姿勢と言い換えることもできるでしょう。 これを基本としつつも、私たちは、時として一人ひとりでは判断し難いような状況に遭遇するものです。そうした時には、躊躇することなく、関係の責任部署や教員倫理委員会に報告・相談してください。 特に教員倫理委員会への報告・相談に関しては、相談者のプライバシーを厳守いたします。報告・相談の目的は、他人を攻撃することではありません。あくまでも、大学を公正で誠実な場所にしていくことにあります。つまり人を大切にする教育環境と自由闊達な研究環境を作っていくことです。一人ひとりの倫理に関する問題意識の高まりやそれに基づく行為の積み重ねが、これを実現する確実な方法だと、私たちは確信しています。

 

麗澤大学教員倫理綱領

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