陳 玉雄
陳 玉雄 (CHEN, Yu xiong)
職名
教授
学部
国際学部
学科
グローバルビジネス学科
専門分野

・金融システム論
・中国経済論

研究テーマ

・中国のインフォーマル金融
・中国の市場化と経済発展
・経済とイノベーション

学歴

・麗澤大学大学院国際経済研究科博士課程 修了
・麗澤大学大学院国際経済研究科修士課程 修了
・麗澤大学国際経済学部 卒業
・福建師範大学福清分校中文系 卒業

取得学位

・博士(経済学)(麗澤大学)
・修士(経営学)(麗澤大学)
・学士(経済学)(麗澤大学)

受賞歴

・研究奨励賞(日本経営実務研究学会)
・麗澤大学研究奨励賞(麗澤大学)
・パーソナルファイナンス学会学会賞(パーソナルファイナンス学会)

主要経歴

・麗澤大学経済学部 准教授
・三井住友トラスト基礎研究所 主任研究員
・麗澤大学経済学部 助教
・麗澤大学国際経済学部 非常勤講師
・麗澤大学大学院国際経済研究科 ポスト・ドクター

著書

・中国語で読む経済学 共著 麗澤大学出版会(2014.10.15)
・『中国産業論の帰納法的展開』共著 同友館(2014.03.31)

学術論文

・多摩地域で活動した無尽会社 『多摩のあゆみ』第188号 単著 たましん地域文化財団 (2022.11.30)
・中国における自転車産業の発展とその主役 『麗澤学際ジャーナル』29巻、 単著 麗澤大学 (2021.03.31)
・市町村市誌からみた多摩の講 『多摩のあゆみ』第170号 単著 たましん地域文化財団 (2018.05.10)
・資料集 多摩の講―市町村史誌掲載の講と頼母子講― 麗澤大学経済社会総合研究センターWorking Paper No.82 単著 麗澤大学経済社会総合研究センター (2018.03.01)
・中国経済の二重構造仮設 麗澤大学経済社会総合研究センターWorking Paper No.87『中国社会・産業構造の変革と伝統文化の再構築』 単著 麗澤大学経済社会総合研究センター (2018.03.31)

その他

・中国の事例から(金融史パネル 庶民金融の歴史的展開:近現代の東アジアにおけるROSCAの事例から) 単著 日本金融学会 (2023.05.13)
・書評:矢野剛著『中国の企業間信用―経済発展とオルタナティブ金融―』 単著 中国経済経営学会 (2017.12.31)
・中国の「民間貸借」とその論理 単著 中国経済経営学会(愛知大学名古屋校舎) (2017.07.01)
・中国の「民間貸借」の発展と金融深化 単著 大阪市立大学創造都市研究科 ワークショップ (2017.06.30)
・中国における「民間貸借」の発展とソーシャル・キャピタル:P2P貸借を中心に 単著 第16回日本経営実務研究学会全国研究発表大会(麗澤大学) (2016.11.26)
・中国におけるパーソナルファイナスの発展――「民間貸借」の新形態ソーシャルレンディング(P2P)―― 単著 パーソナルファイナンス学会第17回全国大会(桜美林大学) (2016.11.12)
・中国における下からの変革――民間貸借からソーシャル・レンディングへ―― 単著 成城大学経済研究所ミニシンポジウム (2016.10.06)
・The Management Efficiency of Chinese Urban Water Utilities 共著 ICBM2015 in RMIT University Vietnam (2015.08.23)
・中国の金融構造の変化とシャドーバンキング――監督当局の規制と金融機関のイタチゴッコ―― 単著 日本経営実務研究学会 (2015.08.07)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

中国のインフォーマル金融、或いは最近注目を集めているシャドーバンキングを研究しています。経済学部の中国MCコースを担当し、ゼミのテーマは金融を中心とする中国経済です。若くて活力がある学生や卒業生と会うのは、楽しみです。中国福建省に生まれ、2年間中学校で勤めてから来日し、93年麗澤大学に入学し中国の金融を中心に勉強し、最近は企業倫理の勉強を始めました。この意味で、1993年に麗澤大学に入学してから、都内のシンクタンク勤務の2年間を除き、麗澤21年生です

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
リスクを恐れるな!
リスクを恐れず、やりたいことに挑戦したい、してほしいです。社会人になってから大変になるかもしれませんが、学生は間違う権利があると思います。わざわざ間違いを起こす必要がありませんが、間違うことをしないと、正しいことがわからない場合もあります。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
日曜日に家族と一緒に過ごし休みを取るようにしています。しかし、早起きの習慣があり、家族が寝ているうちに自分の専門と関係がない本を読みます。それがよく午前中いっぱいに、場合によって午後まで伸ばします。結局休めませんでした。家族が起きるまで読書が一段落すればテレビの前のソファーに居座ったのち、専属運転手になる場合が多いです。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
1週間ではなく、日本人・中国人がいない英語の村で2カ月間を過ごしたいです。100万円もあればできると思います。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
研究会などの会合に約束の時間までに行きませんでした。忘れたり、携帯での登録が間違ったりしたためです。しかも、最も大事な話、最も大事な人との会合であり、恥ずかしくて思い出したくないぐらいです。記憶から消したいです。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
中国福建省の「土楼」に訪れてほしいです。山の中で、野獣や山賊、場合によっては官軍から守るためのマンションです。単体で数十世帯が入居している円形のものが多く、複数のものが背中合わせる場合もあります。中には井戸があるし、半年以上の食糧を備蓄することができます。現在人が住んでおり、最も古いものでは700年前に造られたものです。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
『チャイニーズ・ドリーム――大衆資本主義が世界を変える』(丸川知雄著、ちくま新書、2013年)です。中国の経済成長に政府が果たした役割が非常に大きいとされる中、資本を持たない普通の大衆でも才覚と努力と運によって資本家にのし上がってきた過程を描いています。