経済専攻
経済は、世界中の人々を強く結びつける重要な「共通言語」でもあります。
価値観の違う人々が、どのようなルールでモノの価値を決め、取引しているのか。
経済がわかると、世界がわかる。未来が見えてくる。そんな学問です。

専攻の特色

経済という「生き物」をじっくり観察し、その原理と未来を探る。

そもそもお金って何?モノの値段はどう決まるの?そんな基礎から学んでいこう。

物価が上がったり下がったりするのは、なぜでしょうか。日本が不況の時、どうして景気が良い国があるのでしょう。その答えを教えてくれるのが、経済学です。まずは身近なできごとから経済活動の基本的なルールと仕組みを学びます。少しずつ理論と現実の関係を学習し、卒業時には実践的な課題解決力を身につけられます。
就職でも重視される「経済学検定(ERE)※1」に挑戦しましょう。
※1 経済学検定とはミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、金融論、国際経済、統計学の6分野から総合的に経済学の実力を判定する検定です。

経済の根底にある「信頼」はどのように育まれるのか。グローバルに考える。

私たちが信頼できないお店で食事や買い物をしないように、世界レベルのビジネスも信頼関係で成り立っています。一見あいまいに思える信用や誠実さが、実は経済活動の重要なカギであることに着目したのが、建学以来の伝統を踏まえた「道徳科学」や「経済倫理」です。企業の社会的責任が重視される今、多くの企業や世界の学者からも注目される麗澤独自の考え方を、ぜひ身につけてください。

地域の商店や企業とコラボ。現実の課題にチャレンジして社会に通用する力をつける。

経済は生き物ですので、理論だけでは現実社会に通用しません。経済専攻では、1年次での基礎ゼミナール、2年次の経済学基礎演習、3・4年次のゼミナールをはじめ、実践的な学びを数多く用意しています。地元商店と提携したワークショップから大手企業とのインターン型授業、世界を舞台にする「全米模擬国連大会」まで、多彩なスケールで社会を学べます。課題設定やチームでの協業、人に伝わる発表の仕方など、社会で活きる実力がつきます。

4年間の学習の流れ

幅広い分野に興味・関心を広げてから、専門性と実践力を高めていく。
1年次
基礎的な理論を学び経済の仕組みを理解。
「経済原論」と「基礎ゼミナール」の連動授業を中心に、経済の原理原則から学びます。

先生からひとこと!

経済学の基本となる用語や理論は難しく感じられるかもしれませんが、実際の生活と関連づけて、わかりやすく解説します。

2年次
専門分野に踏み込み学ぶ方向を決めます。
マクロ経済学やミクロ経済学、入門計量経済学など、幅広い専門分野に一歩踏み込みます。

先生からひとこと!

経済学の幅広い専門領域を学び、次年度のゼミナールに向けて「自分が興味を持てる分野」を見極めてください。

3年次
ゼミナールがスタート。専門性を深めます。
ゼミが始まり、テーマを絞った学習へ。ワークショップ型の授業も増えます。

先生からひとこと!

街に出て地域社会のあり方を考える実践型授業などを通して、理論だけでない生きた経済学を学んでください。

4年次
卒論に向けて研究。社会と向き合います。
「残すは卒論のみ」となる学生が大半。これまでの学習を卒業論文と就活に注ぎ込みます。

先生からひとこと!

3・4 年次の「上級専門科目」で現実の企業や業界を学んだ経験を踏まえ、最高の活躍の場を見つけてください。

科目例

科目例1

世界一わかりやすい経済の授業。

【経済原論A・B】

「基礎ゼミナール」とセットで経済の基本を理解しよう。

経済原論を学べば、社会人として必要最低限の経済知識を習得できます。1学期は、ミクロ経済学からスタート。“家計”と“企業”という主人公が、“市場”という舞台で繰り広げるドラマを学びます。2学期はマクロ経済学です。
“政府”と“中央銀行”が、経済成長と物価・雇用の安定を目指すドラマです。この授業に続く「基礎ゼミナール」で同じテーマを別の側面から解説してくれるので、理解が一気に深まります。“世界一わかりやすい経済原論の授業”と言えるでしょう!

下田 健人 教授
  • 下田 健人 教授

科目例2

大学で学ぶための基礎力を習得。

【基礎ゼミナールB】

経済の時事問題を考えながら大学流ノート筆記法も学ぼう。

基礎ゼミナールの目的の1つは、ノートのとり方や文章の書き方など、大学での学びの基礎を身につけること。もう1つが、経済理論の基礎を学習することです。経済原論の授業と連動して、その授業で学んだ内容を少人数の基礎ゼミナールで復習をすることで、効果的に知識を定着できます。特に“理論と現実社会の関係”を実感してもらえるよう、時事的な話題を多く取り上げ、その背景にある経済論理をわかりやすく解説していきます。経済学の面白さを発見できる、入門編の授業です。

大野 正英 教授
  • 大野 正英 教授

科目例3

経済学検定で高得点を目指す。

【経済実務演習I・Ⅱ】

希望者のみの特別講義で基礎理論を徹底的に学習する。

希望者および教員から推薦された学生のみが受講可能な少人数制の特別講義で、ミクロ経済学とマクロ経済学について集中的に学びます。受講者は、年に2回(7月、12月)実施される「経済学検定試験(ERE)※1」を受験し、好成績を目指します。これは経済学の実力を全国レベルで判定する日本唯一の検定試験で、SやA+といった判定を受けると、大学院進学で一部試験が免除されたり、入社試験で高く評価されるなど、多くのメリットがあります。大きな自信が身につく、特別な授業です。

大越 利之 准教授
  • 大越 利之 准教授

在学生の声

経済学は文・理の橋渡し。世界の人に貢献したいです。
  • マルテ・デットジェンス(Malte Detjens)

    マルテ・デットジェンス
    (Malte Detjens)

    経済学科4年
    ドイツ・科学専門学校出身

  • ドイツでは、日本の短大にあたる専門学校で化学を勉強しました。
    合気道と居合道を習っていたこともあり、卒業後に夢だった日本へ。
    最初は麗澤大学の外国語学部で日本語を学んでいましたが、教授から「専門となるものを学ぶべきでは?」とアドバイスされ、2年次に経済学部へ転部しました。元々理系なので、「予測できない人の欲望や行動を、あえて予測し法則化しようとする」という経済学は、非常に面白いです。経済学は、文系と理系=社会と科学を橋渡しする学問だと感じています。今はラフ先生のゼミで国際政治を学びながら、「科学技術と世界平和」のテーマで卒論を書く準備をしています。麗澤大学の「道経一体」の考えも、非常に興味深いです。宗教は対立の火種になるけど、道徳は人を結びます。
    私も世界を結びつける仕事がしたいです。

    私の履修科目〔3年次/1学期〕

    履修科目

    Teaching Assistant: 学生に対する教育補助業務

人間味のある大学に、たくさん助けてもらいました。

こんなに学生と先生・職員との距離が近い大学は、日本はもちろんドイツでもあまりないと思います。
進路について、たくさんの人にアドバイスをもらいました。今は2人の教授のアシスタントと、図書館でのアルバイトをさせてもらっていて、本当に感謝です。皆さんもここで夢を見つけてください。

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