麗澤の学びを支えるスペシャリスト
まなざしを、ともに

英語は怖くない。とにかく楽しむこと。小さな自信がつけば、必ず伸びます。

ラフ,ピーター A. 教授 ラフ,ピーター A. 教授

「日本の学生は、高校までの英語の授業で楽しい思いをしていません。だから英語を話すのが怖い。それをなくすことが、私の最初の仕事です」。ラフ先生が毎年受け持つのが、 英会話の基礎クラスです。「最初の6週間は、まずリラックスしてもらう時間に使います。何を話してもノー・プロブレム、ということを理解してもらう。とにかく英語を話すことを楽しまないといけません。私の授業は、エンターテインメントですよ」。その言葉通り、授業はジョークたっぷりで進んでいきます。「テキストは自由のない刑務所のようなものなので、ほとんど使いません。文法やリスニングは楽しくないので、最大10分(笑)。実際の会話で、文法的に完璧な英語などあり得ませんからね。学生の反応を見て、やることをどんどん変えていきます」。ただ楽しいだけでなく、厳しさもあります。「ボキャブラリーをたくさん持つことが、英語力の向上には不可欠。だから毎週20語を覚えてもらい、テストします。TOEICの勉強もしますが、恥ずかしがり屋で勉強熱心な学生ほど点数が高いので、コミュニケーション力とは比例しないんですよね(笑)」。総仕上げとして、毎年2月〜3月に4週間のオーストラリア学習を行います。「ホームステイして、昼間は小学校へ行って現地の小学生に日本語を教えます。ほとんどの学生にとって初の海外体験なので、苦労はします。けれどここで手にした自信は、英語に対する姿勢を変えます。自信さえつけば、絶対に伸びます。英語の成績が悪くてもOK、話したいと思う人よ来たれ!」とラフ先生。「学ぶ気持ちさえあれば、大丈夫。まずは一緒に楽しみましょう!」。

ラフ,ピーター A. 教授
主な担当科目 : Business English A・B/TUTORIAL A・B/Japan Studies A・B
オックスフォード大学近代史専攻を卒業後、同大学院を終了。
イギリスの複数の大学で歴史学の講師を歴任した後、2000年に来日。以来、陽気で明るい性格そのものの笑いの絶えない授業で、学生たちの英語力向上を支えてきた。妻は大阪出身の日本人で、時間があれば夫婦で関西地方を旅行。
特に和歌山県が大好きとのこと。

スポーツによって地域社会を元気に。
スポーツビジネス界で活躍できる「経営力」「スポーツ力」「人間力」を持った人材育成を目指します。

井下 佳織 准教授 井下 佳織 准教授

今、地域活性や地域経済への貢献にスポーツビジネス界が注目を集めています。「スポーツをする、観るだけではなく、スポーツを支え、幅広い世代に対して、より豊かな生活の実現に役立つ人材が求められています。スポーツビジネスに必要な経営やスポーツの知識と技術を学ぶと同時に、実行する力、チームで協働する力、相手を理解する力なども必要です。」と井下先生は強調します。
現在、さまざまな国や地域で参加型・体験型のスポーツイベント、スポーツプログラム、特にマラソン大会の人気が急増しています。日本では2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを迎えます。ますますスポーツビジネスの需要が高まり、スポーツによって多くの人に夢を与える時代を迎えます。このようなスポーツイベントをマネジメントする人材には、経営力やスポーツ医科学の知識技能だけではなく、コミュニケーション力、チームで行動する力などを身につけることが求められます。 「これまで日本では、学校体育や部活動におけるスポーツ体験が中心で、きつい、厳しい、難しいという印象が強く、うれしい、楽しい、おもしろいという体験はほとんどありません。これではスポーツの本質である楽しみが伝わりにくいし、人生を豊かにすることにはつながりません。」だから井下先生の授業は、「楽しい、簡単、効果的に」が基本とのこと。「空手道の授業では、難しい技の飛び二段げりをスキップという単純な動きを導入すれば簡単にできるようになります。」「健康科学の授業は火事場の馬鹿力を出す方法やぎっくり腰が起きるメカニズムなど興味が持てるテーマを心がけています。」「経営学科スポーツビジネス専攻では、地元プロサッカーチームの柏レイソルと教育連携協定を結びプロスポーツの現場で実践力を身につけます。将来、ともにスポーツによって地域社会を元気にする人材がますます活躍することに期待を胸に膨らませています」。

井下 佳織 准教授
主な担当科目 : レクリエーション技術演習/機能解剖学/健康科学/スポーツ実習/救急処置法/スポーツ指導者論/スポーツコンディショニング実習
国際武道大学体育学部体育学科を卒業後、日本体育大学大学院博士課程を修了。博士(体育科学)。日本体育協会アスレティックトレーナー。上級コーチ(空手道)。日本赤十字社救急法指導員。日本ライフセービング協会BLSアシスタントインストラクター。全日本空手道連盟公認五段。大学空手道部の顧問も務め、放課後は、空手道部員とともに汗を流す行動派。

教科書はすぐ古くなる。だから実践で学んでほしい。

近藤 明人 准教授 近藤 明人 准教授

「企業に入ってから学ぶことは、大学生時代に学んでしまおう」が、近藤先生の口ぐせ。「実践的な教育を行うのが麗澤大学の特色です。パワーポイントの使い方やプレゼンの仕方のような技術的なことから、組織運営やモチベーションづくりの方法まで、社会に出たときに一歩も二歩も先に行けるような学びを、強く意識しています」。
たとえばインターンシップの授業では、自身の人脈を駆使して放送局や印刷会社、大手メーカーなどへ学生を派遣。現場でしか学べない経験を、積極的にさせています。「AIやIoTの時代を迎えて、経営学の教科書が古くなってしまったと、私は感じています。だから経営学の基礎は教えますが、その先は最新の事例や現場から学んでほしい。経営は生き物ですから」。新入生には、まず「経営って何だと思う?」と問いかけるそうです。「すると、だいたい『お金を儲けること』と返ってきます。でも麗澤大学は道経一体の経営、つまり道徳や倫理を重んじた経済・経営を教えます。これ、今や逆に新しい考えで、たとえば一時期『これからは合理的経営の時代だ。日本的経営は古い』と盛んに言われましたが、その結果、粉飾決算など不祥事が相次ぎました。利潤の最大化でなく、幸福の最大化という経営のとらえ方は、実感として非常に正しいと思います」。家業を継ぐ二代目三代目の学生が多いのに加え、最近は起業を目指す学生も増えているそうです。「中小企業論も私の専門ですが、小さな企業ほど信頼とか人間関係が重要です。いずれにしろ、前向きな学生を全力でサポートできる教師でありたいですね。熱い先生の多い大学なので、負けていられません(笑)」。

近藤 明人 准教授
主な担当科目 : 経営学概論 A・B/中小企業論 A・B
東海大学政治経済学部経営学科を卒業後、同大学の修士・博士課程を修了。父が創業した会社の役員を務めていた経験から、「従業員が50人いたら、経営者はその家族200人の生活に責任がある。教科書だけではわからない、人の幸せを考えた経営学を教えたい」と意識する。2人の男の子と女の子の父親でもあり、「我が子を入れたくなる大学づくり」が目標。

世の中のすべてが社会学のテーマになる。

堀内 一史 教授 堀内 一史 教授 堀内 一史 教授

「社会学って、実に幅の広い学問なんですよ」と、堀内先生は言います。「様々な専門領域を横断し、それぞれの学問分野ではできない発想で探求していきます」。たとえば、と話してくれたのが、デパ地下の話。「食品の実演販売で、どんな売り方をする人が最も売れるのか。大声で宣伝する人、お客さまに次々と声をかける人、いろいろある中で、さて、誰が売れたと思いますか?」と、毎年学生に問いかけるそうです。
「正解は、熱心に商品を勧めながらも、しつこく売らない人。人は他人から強い関心を持たれると、不快に感じる傾向があるのです。だから深追いは禁物。これは『儀礼的無関心』と名付けられ、実際のマーケティングにも応用されています」。そんな身近な話題から、少しずつ社会学に関心を持ってもらいたい、と堀内先生。
「新入生には、まず社会って何だろう?を考えてもらいます。言語もファッションも恋愛も、人と人とのあらゆる関係が社会に含まれます。たとえば恋愛結婚は、少し前の社会では特殊なことでした。逆に子どもの労働は普通で、『子どもの権利』が認められたのはつい最近です。あらゆる常識を疑い、なぜそうなっているのか、より望ましい社会の形とは何かを考えるのが、社会学です」。長年アメリカの研究に取り組む堀内先生は、「ぜひ世界に出てほしい」と教え子たちに呼びかけています。「幸い本大学は海外からの留学生が多いので、キャンパス内留学も可能です。異文化交流をしながら、やはり自分の目で世界を見てほしいですね。皆さんに世界へ飛び出すきっかけを与えることが、私の役割だと思っています」。

堀内 一史 教授
主な担当科目 : 社会学 A・B/北米社会論 A・B/国際社会論 A・B
麗澤大学外国語学部イギリス語学科を卒業後、南カリフォルニア大学大学院で宗教学、宗教社会学を学ぶ。自身が麗澤大OBでもあることから学生たちとは「先輩・後輩」の付き合いで、良き相談相手として信望を寄せられている。
アメリカを中心に世界を飛び回っており、最新の世界情勢を踏まえた現実感あふれる講義は、「初心者にもわかりやすい」と評判。