セント・マーチンズ大学 [アメリカ]

St.Martin's University11-12_01

大学案内

主な対象学部

外国語学部

所在地

5300 Pacific Avenue, Lacey, WA 98503, U.S.A.
セント・マーチンズ大学ホームページ

沿革

聖ベネディクト教団によって1895年に設置される。最初は修道院学校として、伝統的な西洋古典を教えていた。1940年に4年制大学となり、1965年男女共学となる。

レイシー市にある緑豊かな広大なキャンパスは本学の約5倍。キャンパス内にはセント・マーチンズ修道院がある。現在、学部に文系理系合わせて22の学科があり、大学院にも6つの専門課程がある。2年生まではキャンパス内での全寮制を原則としている。学生数は約1,700名。学生対教員比率は13:1。

特色

各学期に2名ずつ授業料が免除される制度がある。留学プログラム終了後、さらに勉強を希望する者はエクステンディド・プログラムを別料金で受講することができる。(ただし、本学の単位には認定されない。)

宿泊

学生寮は二人部屋。原則的にアメリカ人学生と相部屋となる。寮では週末には様々なイベントが開かれ賑わいをみせている。

生活

キャンパス内にカフェテリアがあり食事はそこでとる。寮から徒歩15~20分のところにショッピングセンターやレストランがある。州都オリンピアに隣接するレイシー市からはシアトルやタコマへも近い。キャンパスの北西にはオリンピア国立公園が、南東にはマウント・レーニエ国立公園があり、ハイキングやスキーを楽しむことができる。

条件

TOEFL ITP450点(iBT46点)以上、またはTOEIC450点以上のスコアがあることが望ましい。
1年間留学(正規授業を一部履修)を希望する者は、TOEFL ITP500点(iBT61点)以上、またはTOEIC585点以上のスコアがあることが望ましい。

留学時期

1年留学:2年次第2学期または3年次第1学期、第2学期から1年間(実質10ヶ月)。
半年留学:2年次第2学期または3年次の第1学期、第2学期の1学期間(実質4ヶ月)。

留学体験談

留学生活を終えて

外国語学部英語学科 2008年留学 柳崎晃司

2008年8月から2009年5月までの約10ヶ月間、アメリカのワシントン州レイシーにあるセントマーチンズ大学へ留学してきました。もともと海外留学というものがひとつの大きな夢、そして目標だった私にとって、この大学2年次からの留学は他にはないビックチャンスでした。留学に向けてTOEIC、TOEFLともにスコアを上げようと大学で実施される模擬テストを何度も受けてきた私でしたが、本当に大変だったのは実際にアメリカに行ってからでした。アメリカ人同士英語で何を話してるかもわからないところへ無理やり入り込み、返り討ちに合う、の繰り返し、ルームメイトとの相部屋、食生活…。生活すべてが日本でのものとは全く違い、留学開始1ヶ月はそのライフスタイルに合わせることで必死でした。数ヶ月が経ち、アメリカでの生活も徐々に慣れ始めたと同時に、アメリカ人学生との交流、関わりも次第に増えていきました。私のルームメイトが友達の多い学生ということも功を奏し、ルームメイトに用事があって部屋にやってきた多くのアメリカ人とも何かしらの話題や共通点を見つけ、友達になっていました。ただの“日本からの留学生”には絶対なりたくなかったからです。そういった強い思いが実際の行動に移させました。サッカー、フリスビー、フットボールetc.スポーツを通しての交流もたくさんありました。日本で10年以上やってきたサッカーでは国籍関係なく、対等にやり合うことで、アメリカ人学生との距離もぐっと縮めることができたと思います。この時ばかりはサッカー経験があって良かったなと、つくづく思いました。そして何より、“サッカー部入れよ!”、“毎週水曜みんなでやってるから来いよ!”といった現地学生からの言葉ひとつひとつがアメリカで生活していく、“自信”につながっていきました。そして何事にも恐れず、立ち向かっていく勇気を得ることができました。
私が大学で取っていたESL(English as a Second Language)では後期の授業を例にあげると、Grammar、American popular Music、TOEFL、Geography、Literature、そしてEnglish Film の計6クラスがありました。どのクラスもためになるものばかりで、特に気に入っていたのはGeographyとEnglish Filmの2つです。今世界各地で起こっている経済、宗教問題にも知識を深めることのできるこの授業は、世界を大きくいくつかのエリアに分け、その月ごとに各エリアについて学んでいくといった感じです。毎月最終週には自分がそのエリアで一番興味を持ったことについてクラスでプレゼンテーションを行ったりもしました。英語でのプレゼンテーションは麗澤でも授業で何度かやっていた経験もあり、円滑に進められたと思います。English Filmは、担当の先生が持ってきた映画を観ると言ったシンプルな授業内容ですが、映画から学べることはとても多いです。50年前のアメリカの時代背景、人種問題など、毎回取り上げられる映画によってそのトピックも違い、English Filmの授業ではリスニング力、スピーキング力だけでなくアメリカ史も学ぶことができました。
このアメリカ留学の収穫のひとつに、アジア各国に関する考え方が変わった、ということがあります。アメリカに行ったのになぜアジア?と思う人も多いかも知れません。ESLでは、麗澤からはもちろん、韓国、中国、台湾といったアジア各地からの留学生たちも参加しており、国際色豊かなクラスになっています。先生の質問に対する答えが自分たち日本人ではこう答えるであろう、と思っていたものでも、国が違えば考え方も違い、全く違った意見が飛び出したりして、いつも驚きの連続でした。セメスターが進んでいくにつれ、かつてはライバルだったアジアからの留学生たちとも、最後には良き競争相手、お互いが母国語ではない英語を通して同じ目標に向かう“最良の仲間”であるという意識も生まれるといった、決して他ではできない貴重な経験もESLの授業を通して味わうとこができました。
今回この留学を通して、家族、友人、普段自分を支えてくれていた周りの人たちの大切さをとても痛感しました。こんな貴重な経験を思う存分できたのも日本の家族の献身的な支え、日本で待っていてくれていた友人たちがいたからです。帰る場所があったから頑張れました。