ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学 [ドイツ]

Martin-Luther-Universität Halle-Wittenberg27-28_01

大学案内

主な対象学部

外国語学部

所在地

Universitätsplatz 10, D-06099 Halle/Saale, Germany
ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学 ホームページ

沿革

ハレ大学の創立は1694年で、ドイツ啓蒙主義、医学の分野で著名な学者を多数輩出した歴史のある大学。現在のマルチン・ルター大学の名称は、ヴィッテンベルクにおけるルターの宗教改革活動にちなんで1933年に付けられたもの。文学、法学、経済学など7学部があり、なかでも哲学、神学、文学などが充実している。学生数は約18,000名。

特色

2年次第2学期の期間では、演習科目(ドイツ語)の授業を週12時間(6コマに相当)、基礎科目(言語、文学、文化・社会)に当たる授業を2/3コマ、英語を2コマ(語学レベルが非常に高いので注意する)履修することが可能。3年次第1学期の期間では、演習科目(ドイツ語)が8時間(4コマに相当)、A・Bコース科目が4コマ、英語が2コマの履修。これらは諸外国から来た留学生と一緒に学ぶ授業で、市の中心地にある大学語学センターで徹底して行われる。授業と並行して、日本語を学んでいるドイツ人学生との交流や、ドイツの実状を見学する研修旅行がある。なお、イェーナ/ハレ大学に留学する学生を対象として、ドイツの生活環境に慣れることを主な目的とした語学研修が9月にヴェスターヴァルトのVHS(市民大学)で行われ、希望者はそれに参加してから各留学先に向かうことになる。

宿泊

ハレ学生支援事業団の運営する学生寮とドイツ語学科は長期賃貸契約を結んでおり、学生はそれぞれ個室ユニットに入る。各室にはインターネット接続ジャックが備えられている。

生活

ヘンデル生誕の地で、現在でも音楽・演劇の文化活動が盛んで、コンサートなどにも気楽に行ける。語学センターの教員が生活面でも助言をしてくれる。

条件

2年次第1学期終了時までにドイツ語基礎演習Ⅲを修了し、「独検3級」、「OSD初級」または「Start Deutsch 1(80点以上)」に合格し、ZDに合格する語学力が必要。なお、条件を満たしている場合でも、本人の特性等を考慮し、留学先、留学期間等についてドイツ語・ドイツ文学専攻で指導する場合がある。

留学時期

2年次第2学期から1年間。(定員3~5名)

留学体験談

ドイツ留学

外国語学部ドイツ語学科 2008年留学 古山千晶

Halleでの1年間は私を大きく成長させたと思う。大学に入学して初めて学んだ、たった1年半しか学んでいないドイツ語での留学。言葉は基礎があったものの、右も左もわからずに飛び込んだ感がある。授業では他の留学生はドイツ語を勉強している期間が私達より遥かに長く、その空気に圧倒された。
最初の学期は何を学んだのか述べられる程のこともなく、気付いたら終わっていた。クリスマス・新年を初めて外国で過ごし、とてもいい経験になった。Sprachenzentrumでのクリスマスパーティは、留学生それぞれが自国の食べ物を持参する形式で、私達はちらし寿司を作って持って行った。新年は友達と祝う風習らしく、パーティに招かれ一緒に食事をしたり、年越しそばを作ったりした。印象に強く残っているのは花火をしたことだ。日本では夏に行う花火をドイツでは新年に行っていて、その量には本当に驚かされた。日本でも邪気を払う為に花火大会を行うが、ドイツも悪魔を払う為に行うようで、近いものがあると感じた。
2学期目は授業の内容がいきなり濃くなったように感じられた。今までは全部の授業がみんな一緒だったが、自分の選択によってクラスが分かれたりした。2学期目は他国の留学生とも積極的に話すようになったし、言いたいことが言えるようになったり、1学期目に比べると自分でも成長したように思われた。授業はプレゼンテーション形式のものが入ってきたり、日本のことをドイツ語で説明する機会が何度もあった。日本のことを紹介、と一言で言ってもこれはとても大変だった。日本で暮らしているときは何も思わなかったことが外国では珍しいことだったり、日本のことなのに聞かれてもハッキリした答えがわからなかったり。今までは当たり前のように日本で過ごして、日本の良さも悪さも気付かなかったのだと思う。
勉強面だけでなく2学期目はStammtischで他国の人とたくさん話が出来た。授業が一緒でもなんとなく話さなかったり、挨拶しかしなかった人にも自分から話し掛けたりしてみて、今までは自分から壁を作っていたことがわかった。今思うと1学期目から「話し掛ける」という行為を積極的に出来たらもっと充実した留学生活だったかもしれない。2学期目は本当に充実していたと自分でも思う。
異国・ドイツで勉強して、ドイツ語・英語はもちろん、私は日本についてもたくさん勉強出来た。留学を経験しなければ改めて「日本」について学べなかっただろう。たくさん学んだ中で私が1番日本と違うと感じたことは「人」との繋がりである。日本人は基本的に見知らぬ人に対して冷たいと思う。道に迷った時、いきなり声を掛けられた時、壁を作って警戒するのが日本人だろう。しかし、どこの国に旅行に行っても、外国に住む人(日本人も含む)は接し方が違うのである。人に対して親切というか、そこまでしてくれるのか…というくらいに。私もそういう接し方の人になりたい、日本に帰ってからもそういう人でありたいと強く感じた。また、一番に予想外だったのは本当にいろんな国の友達が出来たことだ。彼らとは本当にいろんな話をした。振り返れば自分の語学レベルがもっと高ければもっと違う話もたくさん出来たと思うが…。どこの国も若い人はみんな同じことで悩んでいたりするんだな、と外国との距離をすごく近く感じた。私は、伸びたドイツ語力・英語力を維持するように、向上するように努めたい。