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2008/10/09

アメリカ西海岸の提携校訪問Ⅰ

今回の渡米の目的は、1週間の日程(9月21日~28日)で、特 に西海岸の提携校を学長として表敬訪問し、留学プログラムの現状視察と情報交換、そして提携校として相互理解と親睦を深めるとともに、麗澤大学開学50周 年記念大会の案内をすることである。今回の訪問には、国際交流センター長の堀内一史教授と学長室の村上隆徳室長に同行してもらった。

レッドランズ大学訪問とロサンゼルスでの同窓会
9月22日、ロサンゼルス に到着。麗澤大学OBで麗大麗澤会副会長、ジュピターコーポレーション代表取締役社長の濱井利一さんの御好意と計らいで、同社のアメリカ支部長、中宮康さ んが空港に出迎えてくださった。中宮さんには、ホテルへの送迎から同地での同窓会の準備までいろいろとお世話になったが、そのお陰で、私たちのアメリカ提 携校視察の旅は、非常にスムーズな滑り出しが可能となった。
最初に訪れたのは、カリフォルニア特有の抜けるような青い空、照りつける強い日差 し、そしてメイン道路の両側に聳えるヤシの並木が印象的なレッドランズ大学である。本学がレッドランズ大学と提携したのは1984年、実際に留学生を派遣 したのが1986年と歴史はあるが、授業料相互免除制度(1名、1年間)を備え、全てレッドランズ大学の正規の授業科目を履修するために一定のTOEFL のスコアーを要求されるからか、これまで約20年間で麗澤からの派遣は13名、レッドランズからの受け入れは9名にとどまり、他の提携校に比べると、参加 者は少ない部類に入る。しかし、レッドランズ大学からはアジアツアーの一環で何度も訪日団が来学したり、同大学の教授が客員教授として麗澤に派遣されたり と、学術的・教育的交流は盛んである。
学生によるキャンパス案内のあと、レッドランズ大学主催の歓迎昼食会が開かれたが、これには学事副学長 のナンシー・キャリック教授、アジアツアーの団長として幾度か麗澤を訪れたことのあるビル・ハントレー教授、客員教授として麗澤で講義をされた経験のある 学部長のローリー・フィンセン教授、海外留学担当のサラ・ファールケンシュタインさん、そして日本人ではアジア研究プログラムの河原ゆき子準教授、井上耕 太助教授らが参加し、野菜が盛りだくさんの健康的なランチとスウィーツを堪能した。私の隣に座ったキャリック副学長はルネッサンス期の演劇が専門であり、 私と学問分野が近いこともあって、ルネッサンス期のイギリス文学の話題で大いに盛り上がった。また留学してから英語の本をどっさり読むようになったという 麗澤大生の藤森和樹君も元気そうで安心した。

レッドランズ大学のスタッフとともに

レッドランズ大学のスタッフとともに

レッドランズ大学本館

レッドランズ大学本館

ヤシの木が立ち並ぶメイン道路

ヤシの木が立ち並ぶメイン道路

古代ギリシャ風の野外劇場

古代ギリシャ風の野外劇場

学生寮

学生寮

キャンパスでくつろぐ学生たち

キャンパスでくつろぐ学生たち

その夜は、宿泊したホテルのレストランで麗澤のミニ同窓会を開催した。多忙であるにもかかわらず、駆け つけてくださったのはイギリス語学科卒(43期)の菅沼宏一さんと英語学科卒(52期)の芦田裕美さん。ご両人ともアメリカ社会にしっかりと根を下ろし、 社会的地位も得て、立派に、そして逞しく活躍されている。この会合には中宮さんも同席され、昔の麗澤の思い出はもちろんのこと、アメリカにおける日本人社 会についても話に花が咲いた。菅沼さんのお話では、「アジア人では中国人と韓国人が、団結心もあるし強烈な民族的アイデンティティーも持ち、逞しく生きて いる。たとえば、地元の日本食のレストランのオーナーは韓国人で、その下で日本人が働いている。一般化はできないが、日本人の存在感が薄いような気がす る」という共通のコメントが印象的だった。「いや、麗澤精神で頑張りましょう。そのためにもアメリカでITを活用した麗澤会OBのネットワーク作りが必要 ですね」と示唆したら、これにはほんとうにそうだと賛同をいただいた。

麗澤OB会

麗澤OB会

セント・マーチンズ大学訪問
9月23日、シアトルに到着すると、天侯は一変して肌寒い曇り空で、朝から「シャワー」と呼ばれる小雨が降り続いていた。
翌朝、早速、セント・マーチンズ大学を訪問した。針葉樹に囲まれた大学正門を通り過ぎ、えも言われぬノスタルジックな思いが込み上げてくるのは、この大学 と麗澤留学プログラムRSMU(Reitaku Semester-in-Residence Program)に特別の思い出があるからだろう。それもそのはず、私事ながら恐縮であるけれども、当時、国際プログラムを担当していたジョセフィン・ユ ング現副学長補佐と協力してこのRSMUを立ち上げ、第1回派遣団を引率して同大学を訪問した経緯があるからだ。今から遡ること20年前、1988年のこ とである。その年の秋学期から2008年の現在までに総勢288名の学生がこのプログラムを利用している。
20年前から比べると、キャンパスはかなり様変わりしていた。新しい図書館や前学長のスパングラー氏の名前を冠した寮が増設され、景観美化運動の一環としてメインビルディングの前にはおしゃれな前庭が広がっていた。
午後2時からは、RSMU 設立20周年を祝う祝賀会が、両大学の関係者と留学中の麗澤大学生10名も参加して和やかな雰囲気の中で挙行された。ランギル副学長の歓迎の挨拶に続き、 麗澤大学学長としてスピーチを行った後、記念品の交換となり、麗澤大学からは以下の感謝の辞を記したプレートを授与した。

In tribute to St. Martin’s College
which has enjoyed an excellent relationship with Reitaku University
as one of our most closely affiliated schools for 20 years
with honor, respect and devotion to education

Reitaku University wishes to thank you
for your generous assistance and hospitality

With our appreciation and esteem
Reitaku University
2008

これに対し、セント・マーチンズ大学からは麗澤大学学長に対し写真のような楯と感謝状が贈られた。その後、麗澤主催の晩餐会が、学長のスパングラー夫妻、 副学長のランギル夫妻、および同大学の関係者を招き、自然の景観が素晴らしい湖畔のレストランで行われ、旧交を温め合うとともにさらなる両大学の提携強化 で意見の一致をみた。
セント・マーチンズ大学へは麗澤から留学生を一方通行的に派遣しているだけではない。2001年からはJapan Cultural Exchange Tripと称して、セント・マーチンズ大学からも文化交流訪日団が麗澤に来学し、今年で8回目を迎えた本学キャンパス訪問でのいろいろな活動を通して学生 や教職員との交流も深めている。

セントマーチンズ大学から送られた記念品

セントマーチンズ大学から送られた記念品

レセプションでの挨拶

レセプションでの挨拶

麗澤から寄贈した盾を手にするランギル副学長

麗澤から寄贈した盾を手にするランギル副学長

セントマーチンズ大学のスタッフとともに

セントマーチンズ大学のスタッフとともに

留学中の麗大生

留学中の麗大生

新築された学生寮

新築された学生寮

寮の内部

寮の内部