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2010/04/02

オーストラリア提携校訪問

《その1》  クイーンズランド大学

3月20日から25日の予定でオーストラリアの提携校三校を訪問した。最初の訪問校は、1910年 に設立されたクイーンズランド州最古の名門大学、クイーンズ大学である。オーストラリアでも有数の規模を誇り、7学部60学科を有し、学生数は 26,000名に上る。114ヘクタールの広大なキャンパスはオーストラリアで最も美しいキャンパスの1つ。 日本との関係で興味深いのは、人文科学部に戦前からの歴史を誇る日本語学科があることだ。麗澤大学との関係では、2000年に同大学と提携を結んで春期と 夏期に短期語学研修プログラムを実施し、2009年までに249名の学生を派遣している。また2003年には本学の経済学部(当時は国際経済学部)が長期 留学プログラムを立ち上げ、2010年までに26名の学生が同大学で学んでいる。

クイーンズランド州の州都であるブリスベンは「サンシャイン・キャピタル」と呼ばれる半常夏の都市。その名の通り、20日の早朝に夏真っ盛りの ブリスベン空港に到着すると、眩しい陽光が空港のロビーに差し込んでいた。早速、中心部をブリスベン川が蛇行して流れるブリスベン市を散策してみたが、 24年前に訪れた時とは、随分様変わりしていた。町が経済的にも大きく発展していたこと、アラブ系や東洋系の外国人が増えていること、「スシ」という看板 を立てた巻き寿司の店が乱立していること、物価の上昇などである。

大学を訪問すると、私たちを玄関で出迎えて下さったウィントン女史(regional manager)、ネルソン氏(ICTE-UQ Deputy Director)、そしてバンデンセン所長(ICTE-UQ Director)から、英会話のスチュエイショナル・ダイアローグさらながらに、全く同じ質問を受け全く同じ返答をしたので、会談の肩慣らしには最高の 出だしとなった(実はブリスベンに向かう途中に現地のリムジンの運転手からも同じ質問を受け、似たようなやり取りを交わしている)。
「ブリスベンは初めてですか?」
「いいえ、二度目です。」
「最初はどのような御用で?」
「ジャコレンダの花の咲く頃に、新婚旅行で訪れました。」
「あら、まあ。何と素晴らしい。」
「私にとってブリスベンは愛と相互理解の町です。」

クイーンズ大学訪問の詳細は、同行した国際交流センター長の堀内一史教授の報告書をご覧いただきたいが、今回の訪問で得た収穫は二つある。ま ず、同大学創立100周年記念、麗澤との交流10周年記念として奨学金をプレゼントしていただいたこと。そして同大学の充実した英語教育プログラムの詳し い説明(プレイスメント・テスト、能力別クラス分けシステム、評価方法)を拝聴できたこと。奨学金の件で印象深かったのは事務処理の速さ。お話だけでなく 後で郵送でもよいから書いたものをいただきたいと申し出たところ、「先生がキャンパスをご出発されるまでにご用意しましょう」とバンデンセン所長。クイー ンズ大学の先生方との会食を終えて帰途に就く前、ネルソン先生のオフィスで即席の授与式となった。
ブリスベンの中心地から南に6 キロほどの地点にあるSt. Lucia のキャンパスは、緑が多いだけでなく、活気もあった。

《その2》  オーストラリアン・カトリック大学

次の訪問校はオーストラリアン・カトリック大学で、クイーズランド大学を訪問したその足でブリスベ ン校を、移動日1日を置いて24日にはメルボルン校を訪問した。同校と提携したは2006年でこれまで6名の学生が長期留学に参加している。19世紀に設 立されたカソリック系教育機関に由来する伝統ある国立大学で、学部は芸術、科学、教育、保健科学など多岐に渡っており、中でも看護学(Nursing)、 保健科学(Health Sciences)、ビジネス&情報科学(Business & Information)は社会的に評価が高いといわれている。学生数は約9.000人。本学の留学プログラムとしては、学生のニーズに応じて①語学留学 コース(8ヶ月)と②専門留学+インターンシップコースが用意されている。専門留学はブリスベン校で、語学留学はシドニー校かメルボルン校で行われてい る。

まずブリスベン校であるが、眺望が抜群の小高い丘の上にあり、自然に囲まれた牧歌的な環境である。ここで非常に心のこもった歓待を受け、パム・ ギボンズ教授(Associate Dean)は私たちに会うためにわざわざシドニーから駆け付けてくださった。またクック講師はロータリー財団の交換留学生として千葉県柏に在住された経験 があり、1977年1月9日に本学を訪問されたという。その時に入手された本学のパンフレットをプレゼントされたのには、驚いた。キャンパスを案内してく ださったインターナショナル・プログラム・マネージャーのウッズさんに「ブリスベン校の特色は何ですか」と伺ったところ、「私はシドニーの大学で勉強した ことがありますが、学生数が多いため、学生は大勢の中の一人にすぎません。しかし、ブリスベン校では学生一人一人に親身なって接しています」と印象的な言 葉が返ってきた。麗澤教育と一脈通ずるところがあり、大いに親近感を感じた訪問だった。

24日にはメルボルン校を訪問した。ヴィクトリア州の州都として栄えてきたメルボルンはシドニーに次ぐオーストラリア第二の都市で、人口はおよ そ370万人。市内にはヴィクトリア時代の歴史的な建造物が残り、文化の薫り高い同市はエコノミスト誌上「世界で最も暮らしやすい都市」に複数回ランクさ れているという。ここでもインターナショナル・プログラム・マネージャーで日本で英語を教えられた経験もあるシドラーさんに英語教育プログラムの詳細な説 明を受け、キャンパス案内をお願いした。現在、本学の経済学部一年生3名(立野陽香、池内美由貴、芝原圭吾)が留学中であるが、文化や言葉の壁と格闘しな がらも、たくましく勉学に励んでいるようであったので心強く思った。

提携校表敬訪問報告書(国際交流センター長 堀内一史)

ブリスベン川

ブリスベン川

ブリスベンの町

ブリスベンの町

クイーンズランド大学キャンパス

クイーンズランド大学キャンパス

大学の回廊(ブリスベン)

大学の回廊(ブリスベン)

ランチにバーベキュー

ランチにバーベキュー

学生でにぎわう野外カフェ

学生でにぎわう野外カフェ

キャンパス内のスシ・バー

キャンパス内のスシ・バー

ACUブリスベン校

ACUブリスベン校

ACUブリスベン校で一番古い校舎

ACUブリスベン校で一番古い校舎

ACUブリスベン校図書館

ACUブリスベン校図書館

メルボルンのフリンダース・ストリート駅

メルボルンのフリンダース・ストリート駅

ヴィクトリア時代の建物

ヴィクトリア時代の建物

聖パトリック大聖総

聖パトリック大聖総

大学近くの公園で本学留学生と

大学近くの公園で本学留学生と川

大聖堂パイプオルガン

大聖堂パイプオルガン

大聖堂内部

大聖堂内部