1. ホーム>
  2. 未分類>
  3. 中国青年代表団少数民族分団 歓迎の挨拶

2010/06/02

中国青年代表団少数民族分団 歓迎の挨拶

去る5月28日、呉金光氏を分団長とする「中国青年代表団少数民族分団」(67人)一行が、本学を表敬訪問し、呉氏からは、万里の長城を描いたタペストリーを寄贈され、互いに交流を深めた。その時に本学を代表して次のような挨拶をする機会を得た。

「日本訪問団の皆さん、麗澤大学へようこそいらっしゃいました。皆さんの訪問を心から歓迎します。ご紹介にあずかりました麗澤大学の学長の中山理です。

麗澤大学の前身は、法学博士・廣池千九郎が1935年に開設した道 徳科学専攻塾で、その目的は廣池が提唱した道徳科学「モラロジー」に基づく知徳一体の教育を基本理念としています。すなわち、麗澤教育の目的は、学生生徒 の心に仁愛の精神を培い、その上に現代の科学、技術、知識を習得させ、国家、社会の発展と人類の安心、平和、幸福の実現に寄与できる人物を育成することに あります。現在の麗澤大学もその建学の精神を受け継ぎ、国際的教養人およぶ国際公共人の育成を目指し、多文化理解・共存の教育を展開しております。現在、 外国語学部と経済学部、そして言語教育研究科と国際経済研究科の大学院には、約2800名の学生が在籍し、そのうち500名を超える学生が海外21の国と 地域からの留学生で、割合が一番多いのは中国からの留学生です。

本学の名称である「麗澤」という語は、中国の古典『易経』の「象曰。麗澤兌。君子以朋友講習」(象に曰く、麗ける澤は兌びなり、君子以て朋友と 講習す)という言葉からとったものです。「並んでいる沢が、お互いに潤し合い、周囲の草木もその沢の水のお陰によって青々と生い茂っている。この様子はま ことに喜ばしい限りである。これと同様、立派な人間になろうとする者は、すぐれた師のもとで、志を同じくする友と切磋琢磨し、人格の完成を目指すと同時 に、周囲の人々にもすばらしい影響を与えてゆくよう努力すべきである」というのがその要旨です。創立者の廣池千九郎は東洋法制史の専門家でありまして漢学 や中国の法学にも造詣が深く、専攻塾の開学時には、孔子とその弟子の顔回の子孫が本学を表敬訪問したほどです。その後、1959年麗澤大学が開学します と、1960年に中国語学科増設、1972年に外国人対象の麗澤日本語学校開校、1988年に日本語学科増設、1996年に大学院の言語教育研究科・日本 語教育学専攻が開設されました。

そのような中国との関係の深い本学に、それも廣池学園創立75周年というエポックメイキングな本年に皆さんがいらしたことは、意義深いことだと思います。どうか本学でお互いの友好を深めていただければ幸甚です。」