1. ホーム>
  2. 未分類>
  3. 新校舎「あすなろ」が完成

2011/01/14

新校舎「あすなろ」が完成

森と共生するキャンパス

志を新たにして新年を迎えた2011年、新校舎「あすなろ」が完成し、すでに国際交流センターが引越しをすませ、校舎の一部では業務が始まっている。「あ すなろ」は、麗澤の伝統的モラル・コンセプトの「仁草木に及ぶ」、現代的環境コンセプトの「森(自然)との共生」、そしてデザイン性とアミニティーを追求 した校舎であり、学生にとっても教職員にとっても、キャンパス・ライフが一新すること間違いない、おしゃれな校舎だ。以下、「あすなろ」の見どころをご紹 介したい。

(1)人と自然が共生する3つの広場
新校舎を囲んで3つのコンセプトの異なる広場、「つどいの広場」「やすらぎの広場」「くつろぎの広場」が広がる。

その中で一番広い「つどいの広場」サークル・デッキと樹木でその周囲を囲んだ斬新なデザイン。広場には大勢の人々が集えるように芝生が敷かれている。この広場で麗澤のシェイクスピア劇でも演じれば、サークル・デッキが観客席に早変わりする。

ムクノキ、イヌシデ、シラカシなどの樹木、そして紅葉が美しいハナミズキが植えられ、風景にアクセントを添えている。広場は1階のピロティとも直結し、校舎と一体感がもてるような設計になっている。

サークル・デッキは、「かえで」(1号棟)ともランド・ブリッジで連結されている。この陸橋も「ひいらぎ」と「かえで」の2つの建物をつなぐだけでなく、樹木との景観的調和を考え抜いたデザインになっている。春になると、桜がブリッジの両側で花を咲かせるであろうから、どのような表情を見せるのか、お花見の季節が楽しみである。

「やすらぎの広場」は、尾瀬の木道のようにウッド・ロードが渡してある。ただし、中には入れず、校舎の内外から色とりどりのプラント・ライフを眼で見て楽しむための広場である。さらに、この広場にかかる階段も自然との一体感を損なわない設計で、中でもウッド・ランディング(踊り場)は、落葉あるいは花びらのデザインになっている。建物が北側にあることを考慮し、株立ちのよい落葉樹が植えられている。南側の広場に落ちる影と光のコントラストを柔らかくするためである。広場にはオーナメンタル・グラスを敷き詰め、植物の配色にも工夫が凝らされている。大まかに言って庭園には、西洋の王宮庭園に代表される「逍遥するための庭」と龍安寺の石庭のように「観賞するための庭」があるが、この広場の機能としては、建物の中のコミュニティ・サークルから「緑を観賞してやすらぎをえる」ための空間と言える。

「くつろぎの広場」には、そこに集う人々がくつろぎ、春には花見が楽しめるように桜の木を配置したり、中心にカイノキを植えたりと、常緑広葉樹と落葉広葉樹とのバランスを考えた景観に仕上がっている。

(2)自校史コーナー(1階)

「くつろぎの広場」からピロティを通って校舎に入ると、本学の歴史や海外提携校との 交流を展示した自校史コーナーがある。椅子やテーブルも配置されているので、くつろぎながら本学のアイデンティティーを学べる空間である。ちなみにテーブ ルは、可動式で用途に応じて色々とアレンジできるだけでなく、伐採木を有効利用したエコテーブルでもある。

(3)学生総合インフォメーション(2階)

本学がこれまで目指してきたワンストップ化を支援する場所で、本学の種々の情報を総合的に収集できる。

(4)一体化したカフェ・ラウンジと I(アイ)ラウンジ(2階)
これまでは図書館の中にEラウンジが設置され、英語のシャワーだけを浴びるのを主目的にしていた。新校舎では陸橋を渡れば、そのままインターネット・カフェ・ラウンジと英語以外の他言語も学べる I ラウンジに入れるように設計されている。柔らかなカーブを描く壁は、ガラス張りの開閉戸であり、外光をふんだんに取り入れ、ウッドデッキをその周囲に配置するなど、より外に開かれた空間になっている。

(5)コミュニティ・サークル(1階~5階)
各階に授業の合間に一休みをするコミュニティ・サークルを設け、学生同士、学生と教職員のコミュニケーションの場を設けた。どのサークルも「やすらぎの広場」を囲むように設計され、大きなガラス窓越しに緑と自然の風景が楽しめる。また各階ごとに、樹木や自然景観の変化が観賞できるように設計されている。ここのテーブルや椅子は、学生と教職員の投票で選定されたもので、親しみのあるデザインで統一されている。

(6)化粧台(1階~5階)
女子学生の要望に応え、ウォッシュレットと「流水音」完備の女子トイレには、ちょっとした小スペースながら化粧台も併設した。

その他、ライティング支援室を備えた日本語教育センター(2階)、道徳科学教育センター(1階)、麗澤大学出版会と広報室が一体化したセクション(1階)など、随所に新しいアイデアが展開されている。 以上は「あすなろ」の一部に過ぎず、まだまだ見所は多い。これから季節の移り変わりとともに、どのような表情を見せるのか楽しみである。

つどいの広場

つどいの広場

つどいの広場

つどいの広場

ランドブリッジ

ランドブリッジ

ランド・ブリッジに囲まれたつどいの広場

ランド・ブリッジに囲まれたつどいの広場

ウッド・ロード(やすらぎの広場)

ウッド・ロード(やすらぎの広場)

デザイン性に富むウッド・ランディング(やすらぎの広場)

デザイン性に富むウッド・ランディング(やすらぎの広場)

オーナメンタル・グラス

オーナメンタル・グラス

くつろぎの広場

くつろぎの広場

伐採林を利用したテーブル

伐採林を利用したテーブル

おしゃれな化粧台

おしゃれな化粧台

この先に、カフェ・ラウンジとIラウンジ(また次回に!)

この先に、カフェ・ラウンジとIラウンジ(また次回に!)