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2016/03/05

フィリピンの提携校パーペチュアル・ヘルプ大学で講演②

講演会場は満席

講演会場は満席

 23日、いよいよ講演を行う日を迎えた。立派な講演会場に入ると、すでに大勢の学生達でいっぱいになっていた。この日の参加者は628名という報告を受けた。

 最初に登壇したのは経済学部の溝口哲郎准教授で、テーマは「Introduction: Reitaku University, The Economics of Corruption」。以下、溝口准教授の報告である。

溝口准教授の講演

溝口准教授の講演

********ここから溝口准教授**********
  この日は溝口が麗澤大学の紹介とThe Economics of Corruptionという表題で溝口の研究を一般向けの紹介にしたものを講義。トピックを選んだ理由はフィリピン国内では腐敗の問題に対する関心が高いためである。例えば2015年の冬にボーナスをもらえなかった空港職員が、一般乗客の荷物に銃弾を入れ、賄賂を要求する事件が身近にあり、またフィリピン大統領選も近いこともあり、政治腐敗の問題にも関心が高いためである。

 麗澤大学に対する反応としては、先方のジェイ・カブレラ氏が質疑応答の際に「麗澤大学はどのような企業倫理のプログラムを用意しているのか?」など聞かれた。そのため「CSRなどの専門家がいるので、それに対する教育ができる」と伝えた。腐敗の経済学の話については、腐敗がグットガバナンスに対する脅威であり、どのように測定するのかそのツールとして腐敗認識指数と呼ばれる指数があることを教え、創立者である廣池千九郎の教育理念がどのように腐敗防止の問題と関連しているのかを講義した。講義には学生が628人(公式) 参加していた模様であるが、高校生から大学生、そして各学部から来ていたという話である。ややざわついていたのはフィリピン特有のものなのかもしれない。

**********ここまで溝口准教授**********

中山学長の講演

中山学長の講演

  私は、溝口准教授の次に演壇に立ち、「Japanese Culture, Business and Morality」というテーマで60分の講演を行った。講演では、世界の中でも日本の長寿企業が最も多いこと、またその理由、具体的な長寿企業の事例、 日本文化の象徴として伊勢神宮における遷宮の考え方、そして、創立者、廣池千九郎の考える道徳等について、写真を交えて紹介した。講演後、質疑応答に移ったが、正面中央に据えられたマイクスタンドには行列が出来、「フィリピン企業は日本企業のように永続できるのかどうか?」等、フィリピン企業が今後、日本の企業文化や倫理性を受け入れて成長できるかといった質問が活発に行われ、最後は時間切れで質問を打ち切るほどで、日本への関心が極めて高いことを感じ た。

質問する学生、後ろには行列が出来た

質問する学生、後ろには行列が出来た

講演を終えて学生たちに求められて記念撮影

講演を終えて学生たちに求められて記念撮影

 この日の午後は、学生たちと懇談する予定であったが、担当のGalang先生から、その場で英語で授業をするように求められ、溝口准教授と交代でにわか作りの日本語や日本文化についての授業を行った。学生たちはみな熱心で、最後はGalang先生の人柄そのものの大変明るい雰囲気で終了した。

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学生たちとの対面型授業

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授業を終えて

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