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2018/03/13

パーペチュアル・ヘルプ大学と道徳教育に対する共同研究始動

3月9日から二泊三日のタイトなスケジュールで、本学の海外提携校であるフィリピンのパーペチュアル・ヘルプ大学を訪れた。本学の廣池千九郎博士記念館を訪れた同大学のギャビー・フローレス博士が、本学の創立者廣池博士の業績に感動され、是非ともモラロジーの学術共同研究を行いたいという要請を出されたので、そのあつい想いに報いるため、同大学で講演会を行うことになったわけである。以下は同行した犬飼孝夫教授の報告である。

3月9日(金)午後4時から、パーペチュアル・ヘルプ大学ラスピニャスキャンパスの会議室においてフローレス博士をはじめとする8名の教授陣と、翌日の講演会および今後の学術交流計画について話し合った。

貧困や汚職など、フィリピンが抱えるさまざまな社会問題を解決するために、将来的に麗澤大学やモラロジー研究所とタイアップして調査・研究を行い、モラロジーの観点から問題解決に向けた処方箋を出したいとの強い要請があった。最初は予備的な打ち合わせと思っていたが、モラロジーや伝統(オーソリノン)の原理に対する活発な学術的な質疑応答があり、すでにシンポジウムの様相を呈していた。

その後は若い学生の熱気にあふれるキャンパスを見学し、パーペチュアル・ヘルプ大学の共同創立者であるデイジー・タマヨ博士主催の夕食会に招かれた。

3月10日(土)9時30分から3時間にわたり、パーペチュアル・ヘルプ大学ラスピニャスキャンパスのレクチャーホールにおいて「モラロジーレクチャーフォーラム」(モラロジー講演会)が開催された。

今回の講演会は、パーペチュアル・ヘルプ大学の大学院(Graduate School)と研究開発センター(Research and Development Center)が主宰して開催されたものである。会場は400名を超える学生・大学院生・教職員で埋め尽くされ、モラロジーに大きな関心を寄せていることが感じられた。パーペチュアル・ヘルプ大学はカトリックの私立大学なので、講演会は参加者全員が「祈りの言葉」を捧げて始まり、続いて、フィリピン国歌が斉唱された。

パーペチュアル・ヘルプ大学のラスピニャスキャンパスのアフフォンソ・ロレント学長の歓迎のご挨拶に続き、研究開発センター長のベリンダ・コンド博士が今回の講演会の趣旨について説明された。講演会の最初の講演は、中山学長による “Moral Education in Japan’s Tertiary Sector”(日本の大学に於ける道徳教育)で、日本の道徳教育の現状、本学の道徳大学院の設置、廣池博士の道徳思想、モラロジーの五大原理、本学の道徳教育について講演をした。

続いて、堀内一史教授が、”Effects of Moralogy Education”と題し、麗澤大学における道徳科学に基づく道徳教育の効果に関する定性的・定量的研究の成果の一端を、データに基づき、講演した。

最後は、犬飼が、公益財団法人モラロジー研究所道徳科学研究センター長という立場から “ In Search of Supreme Morality: An Outline of the Institute of Moralogy and the Activities of Its Research Center”と題して講演し、モラロジー研究所の概要、最高道徳と廣池が提唱した5つの道徳原理、道徳科学研究センターにおける研究動向などについて紹介した。

最後に、ギャビー・フローレス博士が3人の講演を総括され、今後、ますます麗澤大学とモラロジー研究所との交流を深め、モラロジーの研究を進めて行きたいという思いを熱く語られた。

UPHより歓迎を受ける

UPHボードメンバー

中山学長による講演

堀内教授による講演

犬飼教授による講演

講演後に記念撮影を求める聴衆

「モラロジーレクチャーフォーラム」(モラロジー講演会)のプログラム

リーフレット1

リーフレット2