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著書・関連

『新編小学校修身用書』の発行(明治21年12月発行)

当時、西洋の教育制度の導入に伴って、多くの学校では修身科教育(道徳教育)について暗中模索の状態でした。こうした中、明治二十一年十二月、廣池は修身教育の副読本として『新編小学校修身用書』(全三巻)を著しました。

『中津歴史』の発行(明治24年発行)


明治二十四年、廣池は『中津歴史』を発行しました。廣池は、地方史研究の意味を、(1)国史編纂のために正しい材料を提供することであり、(2)地域の 住民にその土地の伝統的文化の重みと継承への情熱を抱かせることにある、と考えていました。土地の歴史を知れば、その土地への愛着心と貢献心が覚醒される ことで、日本人としての自覚を生むことになると考えたのです。

『史学普及雑誌』の発行(明治25年8月発行)

明治二十五年八月、歴史の研究を志した廣池は京都に出ました。
京都での住まいが決まると、廣池は直ちに『史学普及雑誌』の発行準備にとりかかりました。『史学普及雑誌』は一般人の史学思想を高めることを主目的としていました。同時に、歴史には一定の法則があることを知らせようとしました。

『皇室野史』(明治26年5月発行)

廣池は、応仁の乱以降、皇室が最も衰微した状況を調査し、その惨状に落涙するとともに、このような時代にあっても国民の皇室を尊ぶ心が失われていないことを明示しました。

『平安通志』(明治28年6月発行)

明治28年は平安遷都から1100年にあたり、その記念事業として、平安神宮の建設、第四回内国勧業博覧会の開催、京都・舞鶴間の鉄道の新設、日本で初めての市街電車の敷設などが行われました。その一環として『平安通志』が編纂されることになりました。廣池は、全体の約3分の1を編纂しています。

『古事類苑』の編纂(明治28年5月-明治40年11月)

明治二十八年五月、廣池は井上頼 博士のはからいで、『古事類苑』の編纂に従事するために上京しました。以来、明治四十年十一月に『古事類苑』の編纂事業がほぼ終了するまで十三年間編纂に従事し、宗教、政治、法律、文学等、全体の四分の一以上を担当するなど、大きな功績を残しました。

文法研究と多彩な活動
『支那文典』(明治38年12月発行)

中国の法制の研究を経書からはじめる必要性を感じた廣池は、漢文に文法を立てることを思いつきまいした。その成果が『支那文典』です。本書は出版後、絶賛を博し版を重ねました。日本在住の中国人留学生ばかりでなく中国本土でも読まれました。

『日本文法てにをはの研究』(明治39年12月発行)

本書の目的は、東西の言語に共通の仕組みがあることを立証して、日本語の習得に便宜を与えることにありました。明治34年ごろには原稿がまとまってましたが、37年に早稲田大学の講義録として発表され、39年に単行本として出版されました。

法学博士号の取得

中国から帰国後、廣池は穂積陳重の勧めで、本格的に学位論文の作成にとりかかりました。明治四十三年、「支那古代親族法の研究」を主論文とし、「韓国親族法親等制度の研究」と「中国喪服制度の研究」を副論文として東京帝国大学に提出。大正元年十二年十日、法学博士の学位が授与されました。

『伊勢神宮と我国体』(大正4年12月発行、右は扉)


中国旅行から帰国した廣池は、神宮皇学館で神道史の講座を担当し、明治四十一年には教派神道十三派の研究をはじめています。並行して、『伊勢神宮』の執筆に力を注ぎました。その後、『伊勢神宮』に「神宮中心国体論」を追加し、書名を『伊勢神宮と我国体』と改めて出版しました。

『日本国憲法淵原論』の発行

日米、日中関係の悪化、軍備競争の激化など、一触即発の機運をはらんでいた時期、廣池は講演活動に寸暇のいとまもない状況の中で『日本憲法淵原論』を発行しました。そして、山形有朋や松方正義などの元老を訪問して最高道徳を説くなど、政・官界の要人に対する平和実現のための具体的な働きかけを行いました。

『道徳科学の論文』の執筆と発行

道徳の組織的研究に着手した廣池は、従来のモラル・サイエンスでは道徳概念が狭いこと、精神作用の研究が欠けていること、「最高道徳」の研究がまったく存在していないことなどの理由から、新しい学問領域を構築する必要性を感じていました。
大正十五年八月十七日、ついに『道徳科学の論文』の謄写版印刷が完成。ついで昭和三年十二月二十五日に『道徳科学の論文』を公刊しました。

『孝道の科学的研究』(昭和4年発行)

廣池は、『道徳科学の論文』発行後、昭和四年には『孝道の科学的研究』を発行。従来の孝道と聖人の教えに基づく真の孝道との区別を明らかにしました。

『新科学モラロジー及び最高道徳の特質』(昭和5年5月発行)

昭和五年には「新科学モラロジー及び最高道徳の特質」のレコード吹き込みを行うとともに、そのレコード吹き込みの原稿に加筆や訂正を加えて『新科学モラロジー及び最高道徳の特質』を出版しました。