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2016/06/22

企業永続の条件-21世紀に生かす廣池千九郎の道経一体の思想-

創立者生誕150年記念シンポジウム基調講演 九州・福岡会場

●D3H_77436月19日(日)、本学創立者の生誕150年を記念したシンポジウム「“道経一体”の経営で永続への道を切り拓く」が福岡県・ホテル日航福岡で開催されました。廣池理事長の主催者挨拶の後、中山学長の基調講演がありました。講演後、開催地域の企業経営者4名のパネルディスカッションが行われました。パネリストは、道徳経営を実践している(株)石村萬盛堂社長の石村氏、(株)あらい会長の新井氏、(株)ヤマトボーデン会長の坂元氏、(株)ダイキョープラザ社長の杉氏が務められ、記念シンポジウムは盛会裏に終了しました。

 ■基調講演「企業永続の条件-21世紀に生かす廣池千九郎の道経一体の思想-」

●企業経営においても道徳が重要である

「私たちの人生は、自分自身、家庭・社会・国家・世界、自然や歴史・伝統・文化など様々な関係で形作られている。現代は、その関係性が失われてきていると云われるが、その関係性をよりよく構築していくのが道徳である。こうした道徳は、“経済共同体”を築く創造の原動力である」と、学長は企業経営においても道徳が重要であるという考えを示されました。

●道徳経営は九州から!

●福岡県出身で後に日本通運となる国際通運の創業者である中野金次郎の道徳的な事例を紹介し、そして難を逃れた経験から得た信念「道徳的観念の鼓舞は不景気切り抜けの最も重要なる根本策」(『実業之日本』昭和5(1930)年)という寄稿の一文を、最近の政治家の不祥事を引き合いにだしながら、儲けたお金をどのように使うか、何のために使うか、道徳的な行動がいかに大切であるかを伝えると、会場から多くの共感がありました。そして、「九州で道徳経営を実践し元気にしていこう」と参加者を鼓舞されました。

●道徳経営こそ企業永続の条件である

「戒めの言葉は、不善の心に対する鍼灸治療の鍼のようなものである」という儒学者・佐藤一斎の“箴は鍼なり”の言葉を紹介するとともに、創立者の道徳的な経営に関係する格言を紹介し、「一時的に事業に成功しても、道徳的な経営をしていかなければ企業の永続はない」と講演を締めくくられました。

rekishi-hiroikeL1○創立者の道徳経営に関係する格言(箴言)

・創業は易く、守成は難し

・創業にも守成にも苦労して人を愛す

・持久微善を積んでたゆまず

・事業誠をつくし救済を念とす

・品性を第一資本とし、金を第二資本とす

以上