私を変える原動力

「もっと世界を学びたい」その思いを、みんなで形にした

ミクロネシアを舞台に
PBL(Project Based Learning)を実践環境問題プロジェクトに挑む

ミクロネシア研修は、もともと学生達の「世界についてもっと学びたい」「語学を使って何かをやりたい」という思いからスタートしたプロジェクト。「ミクロネシアの環境問題」というテーマも、学生同士が議論を重ねて決めました。計画立案から航空券の手配、現地でのアレンジまですべて学生が自分達で行い、主体的に問題解決に取り組むことで問題の全貌を多角的にとらえる力を身につけています。こうした動きを通じた若者同士のつながりは、将来の太平洋諸国とのコミュニティ形成に必ず活きてくるはず。学生達もそうした大きな舞台で自分たちが役立っているという実感を持ち始めています。国際機関「太平洋諸島センター」の年次総会でもこの活動が紹介され、注目されています。国際道徳の実践という本学らしさを発揮する場にもなっています。学生達に座学を通して学んだ事を実践する機会を与えるPBL型学習法をこれからも推進してまいります。

ミクロネシア研修

筋 晶子(写真左)
2016年3月 英語・英米文化専攻卒/東京都立雪谷高校出身

国際協力を肌で感じることができたのは大きな収穫。失敗を恐れず先頭を切る勇気を社会に出ても活かしたい。

ミクロネシアのポンペイ島で環境問題に取り組み、8月後半から2週間ほど現地を訪問。ポイ捨てが増え続ける現状をふまえ、紙芝居や劇による島の子どもたちへの環境教育活動を行いました。島の環境問題を考えるなかで、モラルの大切さを再認識したことが自分にとっての新鮮な発見でしたね。
リーダーも経験し、先頭を切る勇気も生まれました。現地では、環境教育を行う予定の小学校に話が伝わっておらず、しかも通訳の学生も来ないというピンチにも直面。それでも校長先生に直談判し、自分達だけで状況を打開しました。失敗を恐れず、自分で考えて実践することで成長できたと思います。
共同でプロジェクトを進めている現地の大学生と毎日一緒に過ごすなかで、この人達のために何かをしたいと心から思えたことも大きな収穫。視野も広がりました。この経験をぜひ社会でも活かしたいと思っています。

岡田 実夏(写真右)
英語コミュニケーション専攻 4年/茨城県立取手第一高校出身

自分達で考え、つくりあげる貴重な体験ができた!
現地大学生との交流を発展させるのが今後の目標です。

現地の人達と協力して活動するところに魅力を感じ、ミクロネシア研修に参加。すべて自分達で考え計画するという、座学では得られない貴重な体験ができました。今回はミクロネシアの人達に環境教育をするため、まずはリサイクルセンターを見学して日本のゴミ処理の仕組みを勉強。現地の小学校で教育活動をするための紙芝居や劇を作り、台詞をすべて英語に翻訳しました。しっかり準備を整えていったので、現地での反応は上々でした。
ミクロネシアは人も雰囲気もとても魅力的で、いっぺんに好きになりました。次回は、事前にもっとミクロネシアのことを勉強する時間をつくりたいですね。ミクロネシア研修がスタートしてから4年目をむかえ、現地大学生との交流も年々深まっています。今後は、彼らによりいっそう積極的にプロジェクトへ参加してもらえるようにしていきたいと思います。

河原でゴミ拾い。短時間のゴミ拾いであっという間にキレイになりました!

現地の子ども達にゴミの分別について説明。みんな真剣に聞いてくれました。

夕食時に明日の活動について打ち合わせ。時には議論になることも。

ミクロネシア大学との大学間協定に調印。両大学の交流がますます盛んになります!

時には裸の付き合いも!みんな元気で本当に可愛い子ども達ばかりでした。

昨年度の活動内容がつまった報告書。「環境教育プロジェクト」の初年度として、それぞれの試行錯誤、奮闘ぶりをまとめました。

「地域のために何かをしたい」すべてはその思いから始まった

さぁ、キャンパスを飛び出そう!
人の喜びが自分の喜びに変わる瞬間をきっと感じられるはず

本学には、“誰か”のために“地域”のためにと、キャンパスを飛び出して自らの得意分野を活かして動いている学生がいます。そうした活動を大学として積極的にバックアップしようと、2015年に学内に地域連携センターを設立。センターの教職員が自治体・産業界等と連携して学生主体の活動を後押ししています。本学がめざすのは、“地域を担う新たな人づくり”。光ヶ丘商店会との地域コミュニティ促進事業や英語学習支援プロジェクトも、地域の方々に喜んでいただくことはもちろんですが、活動を通して学生達がいかに成長できるかが一番のポイントです。そのため、学生達自身が考え抜き、行動していく過程を大切にしています。今後も学生がやりたいと思うことを積極的に受け入れ、思い切り打ちこめる場を創出していきます。

地域コミュニティ活性化

地域に対して何ができるのか。
それを考えることが活動の原動力に。
学生ボランティアサークルRefreeは、地元商店会に子どもからお年寄りまでたくさんの人を呼び込もうと、地域の皆さんと連携してフリーマーケットやミュージックフェスティバル、子ども向けイベントなどを開催しています。自分にとっては、地域のために何ができるだろうかと考えることが活動の原動力。特に、授業で企業の社会的責任(CSR)を学んでからは、大学生としての社会的責任を深く考えるようになりました。4年間の活動を通じて、商店会の方達と活発に議論したり一緒にごはんを食べたりという交流を重ね、地元活性の一翼を担っているという手応えを感じています。
斎藤 樹
  • 斎藤 樹
  • 2016年3月 経営学科卒
  • 茨城県立水海道第二高校出身

子ども達への学習支援

英語のスキルだけでなく、
人間的な成長も後押しできたのがうれしい。
「学習支援プロジェクト」というボランティアを行っていました。近くの中学校から希望する生徒に来てもらい、学年別・進度別に英語を教えていき、時には個人指導も行うこともありました。私の担当は3年生。受験を控えた生徒達に、英語のスキルだけでなく、学びを積み重ねていく大切さを伝えていきました。生徒の成長が手に取るようにわかるのがうれしかったですね。「来年もやってほしい」という声も多く、やりがいを感じることができました。この活動を通して教え方のコツや、生徒への接し方という大事なものを学ぶことができました。将来は英語教員をめざしているので、この体験は大きな財産になりました。
久保谷 卓矢
  • 久保谷 卓矢
  • 2016年3月 国際交流・国際協力専攻卒
  • 埼玉県立越谷南高校出身

東北被災地支援

啓発活動を企画し、
被災地の現状やニーズを同級生に向けて発信。
いわき市出身で、高校時代にさまざまな社会貢献活動に触れたことから、地域支援に関心を持ちました。入学後は、国際協力に関心の高い同級生達に日本にも目を向けてもらおうと、大学の協力を得て東日本大震災に関するイベントを開催。被災地の課題やニーズをプレゼンテーションし、解決策を一緒に考えました。「浜魂」という地域に根付いた人材育成プログラムの運営にも力を入れていて、近々、スタディツアーを実施する予定です。被災地支援で大事なのは、人の気持ちを察し寄り添うこと。その指針としているのが道徳の授業で、自分の活動を改めて見直す場にもなっています。
櫻井 翔太
  • 櫻井 翔太
  • 国際交流・国際協力専攻 2年
  • 福島県立平工業高校出身

この活動自体がなくなることが私たちの本当のゴール

外国人に自然に声をかけ手をさしのべられるそんな風土にしたい

「ホスピタリTeeプロジェクト」は、4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客が街で困っていたら気軽に声をかけてサポートできる環境を作ろうという狙いで始まったもの。2014年夏からすでに7回実施しました。教室の外に出て見知らぬ外国人に英語で話しかける体験を通して、学生達は授業では得られない大きな自信をつかんでいます。初めはマニュアル通りに動くだけだった彼らが、次はどう動くべきかを自分たちで考え始め、今では学生が主体になって新しいアイデアを検討するなど、活動の可能性を探っています。現在はお揃いのTシャツを着てグループで行動していますが、最終的なゴールは、こうした活動の必要がなくなること。日本を訪れる外国人のために、日本中のだれもが自然な形でサポートできるようなムーブメントを広めています。

啓発活動を企画し、
被災地の現状やニーズを同級生に向けて発信。
ホスピタリTeeプロジェクトは、日本を訪れている外国人の方に道案内をするなど、こちらから積極的に話しかけ、力になろうというボランティアです。具体的には、「お手伝いしましょうか」といったメッセージをプリントしたTシャツを着て、浅草など外国人旅行者が多い場所で活動しています。私が1年次のときにスタートし、現在は10名程がコアメンバーとして運営に携わり、私はそのリーダーを務めています。先日は近隣の高校生も含め90人ほどが参加し、大盛況でした。言葉を交わした方たちが「Good job!」と言ってくれたり、笑顔になってくれるのがうれしいですね。活動を通じて英語力とコミュニケーション力がつき、英語で話しかけられることへの恐怖心も消えました。このプロジェクトの特長は、誰でも気軽に参加できること。私も軽い気持ちで始めた人間のひとりです。ただ、道徳の授業を通じてモラルをより意識したこともボランティアに取り組むきっかけになったと思います。今後は、活動を広く認知してもらい、最終的にはTシャツがなくとも困っている外国人に誰もが気軽に話しかけ、助けてあげられる、そういう風土をつくっていけたらと思っています。
宮尾 風希
  • 宮尾 風希
  • 英語・英米文化専攻 3年
  • 千葉県立松戸六実高校出身

活動前の事前レクチャー。徐々に緊張感が高まってきます。

まずは勇気を出して!3人いれば何とか通じるはず

「I Can Help!」この言葉が何の迷いもなく言えるように!

案内に必要な基本フレーズがまとまったリーフレット。終わるころにはボロボロに。

麗澤高校の学生、他大学学生とともに集合写真。いよいよ活動開始!

会話が弾んでくるとさっきまでオドオドしてたのが嘘みたいに楽しい!