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香港理工大学とテレビ会議(teleconference)を実施

 

  麗澤大学のI-Loungeには、インターネット回線を通じて複数の遠隔地とテレビ会議等のコミュニケーションをとることができる「ポリコム・システム」があります。このシステムを使えば、例えば日本とイギリス、オーストラリア、アメリカの4カ国で同時にディベートをすることも可能です。しかし、実際には時差の問題があり、これほど広範囲のコミュニケーションはなかなか実現しませんが、麗澤大学では、これまでにもアメリカやオーストラリア、台湾の大学とこのシステムを使ってテレビ会議を実施してきています。
 そんな折、香港理工大学(The Hong Kong Polytechnic University)からテレビ会議のお誘いがありました。ご存知のように香港は中国にありますが、かつてはイギリス領だったこともあり、広東語同様英語も公用語として使われています。また、日本との時差も1時間ですので、お互いの学校の授業時間帯にテレビ会議を行なうことが可能です。そこで、英語によるテレビ会議「グローバルな言語としての英語」が実現しました。
 11月22日、両校とも10名ほどの参加者が集まり、「英語」という言語についてお互いの考えを述べ合いました。香港の学生は、英語を「支配的な(dominant)言語」として強い問題意識を持ち、英語が広く教えられるようになると、話者の少ない(使用地域が限られた)言語が失われてゆき、それにともない固有の文化も失われていってしまうことを危惧する発言がありました。これに対して麗澤の学生からは、言語はコミュニケーションの道具であり、英語の位置づけはdominant(支配的)というよりcommon(共通の)ではないか、との発言がありました。同じアジア地域にありながら、自国の言語や文化、英語という言語に対する考え方の違いが浮き彫りになる、とても興味深いディスカッションとなりました。
 90分のテレビ会議は長いのではないかと初めは案じていましたが、双方から意見が飛び交い、実際には時間が足らないほどでした。英語でのコミュニケーションに慣れない学生にとっては、気後れもあり、なかなか参加しづらいものですが、コーディネーターのジェニファー氏による絶妙な振りのお陰もあり、一人2回は発言していました。また、発言したい人はカメラの正面に移動して発言するスタイルでしたが、学生が自分からどんどん発言しており、その積極性とともに事前準備をしてくる熱心さもうかがわれました。
 今後も引き続き香港理工大学とteleconferenceを実施していくとともに、更にもっと、世界中のいろいろな大学ともteleconferenceを実施していきたいと思います。

◆コーディネーターのジェニファー氏によるレポートはこちら

teleconferenceの様子

コーディネーターのジェニファー氏