実績ともなう留学制度が認められる
2008.3.3

2005(平成17)年度に本学から海外の大学に送り出した留学生派遣規模が日本で第6位であることが新聞に掲載されました(2008年2月18日付朝日新聞教育面)。同紙では、海外からの留学生受け入れに工夫を凝らす各大学の取り組みが紹介されており、その中に視点を変えて、海外への派遣の取り組みが一部取り上げられた形でした。 
学生総数のうち約2割の留学生を受け入れている本学キャンパスの国際色豊かなことは旧知のことですが、海外への留学派遣についても改めて脚光を浴びることになりました。本学は海外25の大学と交流協定を結び、これまでも多くの優秀な学生を留学に送り出してきましたが、数にしてみると大規模大学のそれには及びません。ところが「留学先の大学で取得した16単位以上が帰国後に卒業要件として認定された学生数」を調べると、本学は他の大規模大学に引けをとらないランキングになります。留学経験者率の高いこともさることながら、留学先での熱心な勉強振りがうかがえる結果というわけです。 
現在留学している学生達の奮闘記はこちらから。 
http://www2.reitaku-u.ac.jp/koho/gp/information/report/index.html
留学は何も座学だけではありません。人と人とのふれあいが大輪の花をつけることもあります。本学卒業生で留学経験者でもある葛西(旧姓鈴木)照美さんと留学中のホストファミリー、ミラーご夫妻との心の交流から生まれた白いバラ、「アラン&アイリーン・ミラー」もその一例です。葛西さんは留学中はもとより帰国後もご夫妻との交流を深め、葛西さんを我が子のように思うお二人は、亡くなられた際にその遺産の一部を葛西さんに贈るという遺言を残されました。葛西さんはその遺志を、ご夫妻の愛した花、白バラの新種に託したのです。本学の留学はアカデミックな結果を重視するのは言わずもがな。しかし、国境を越えた「心と心の交流」も忘れません。 
福田首相が「留学生30万人計画」を打ち上げ、諸外国からの優秀な人材を日本に呼び込むことを目標に掲げました。日本の大学は受け入れ体制とともに、日本から海外に羽ばたく優秀な人材が帰国後にその成果を認められる制度についても、充実をはかることが求められています。


留学生派遣の規模 (人)
1 関西外国語大(大阪) 973
2 早稲田大(東京) 635
3 法政大(東京) 327
4 亜細亜大(東京) 285
5 立命館大(京都) 153
6 麗澤大(千葉) 142
7 名古屋外国語大(愛知) 128
8 中部大(愛知) 99
9 国際基督教大(東京) 77
9 名古屋学院大(愛知) 77

朝日新聞社発行の「大学ランキング」から。留学先の大学で取得した「16単位以上」が、学生の帰国後に、日本の大学で卒業要件として認定された学生数。05年度の統計。