ROCKの学習コーディネートで大貫啓行教授が講演
2008.4.26

麗澤オープンカレッジ(ROCK)の学習コーディネートとして、4月21日に本学経済学部の大貫啓行教授が、「躍動するアジアの世紀~新たな気概が求め られる日本~」と題して講演しました。これは、柏シルバー大学院第22期会からの委託を受け、学習コーディネートとして開催したもの。
大貫教 授は長年、外務省、警察庁・警視庁、防衛庁など国際(外事)畑を第一線で活躍。長崎県警本部長時代は雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮し、警察庁国際部長時代 は阪神大震災やオウム真理教によるサリン事件も経験している。こうした豊かな経験をもとに、「成熟した日本人は自国(日本)を知ることから」(はじまる) という持論を展開しました。ナショナリズムや国際人のあり方について述べ、近隣諸国との関係の難しさを解く鍵として、日本人の性質を知ること、そして、常 識を疑い、相手の立場で考えることが重要であると述べました。そのうえで、これから日本はどのように各国と関係を築いていくべきなのか考えなければならな いと訴えました。更に、日本には、国際的に資金提供だけで姿の見えない貢献ばかりのイメージがあるが、そのイメージを打破し、姿の見える貢献、そして意見 の言える若者作りが必要であると述べました。
また、各国の具体例を挙げ、中国や朝鮮半島、ロシアといった国々の現在の状況やそれらの国々と日 本はどのように関わっていけばよいのか、といった点についてもふれました。日本人と中国人の根本的な違いや、それぞれが抱える問題点をふまえた講演は、大 貫教授ならではのものです。幅広い視点にたった日本のあり方についての提言は、聴講者に感動を与えました。
講演終了後は、生涯教育プラザ館内を見学し、その後は場所を移して、廣池学園を散策。最後は、廣池千九郎記念館を見学し、受講生からは、「学祖の考え方に触れることができた」、「新緑美しい学園内の様子にリフレッシュできた」との声がよせられました。

ROCKでは、今後も皆様の勉強会などへの講師派遣やご要望に応じたオリジナルの講座をコーディネートいたします。同好の士の学習プランや企業・団体等の研修などお気軽にご相談ください。