2010年度 現代中国研究-文化産業振興政策の動向と解析

プロジェクト内容

中国ではここ5年余り文化産業の振興に官民あげて取り組んでいる。これには二つの側面があり、一つは純粋に経済・環境の側面があげられる。映画、アニメ、音楽などは輸出に大きく寄与できる上に環境に優しい“無煙工業”として観光にならぶ重点産業である。もう一方は世界の経済大国、政治大国へ向かう中で、西欧文化の受信から中華文化の発信へ転換する中で、国内向けには少数民族も含めてのアイデンティティの確立、対外的には華僑、華人に対するアイデンティティの発信という側面を持つ。そして、究極的には世界の文化大国として、経済、政治と三位一体となった覇権の確立という大目的もある。こういったプロセスの中で、中国は今、計画的、組織的に講堂しており、そのプランとコンテンツそれを支える思想的背景を解き明かしたい。

プロジェクトメンバー

◎三潴 正道 外国語学部・教授
 陳 玉雄  経済学部・助教
 汪 義翔  外国語学部・非常勤講師
       東京理科大学・専任講師
       比較文明文化研究センター・客員研究員