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2013.12.18|最終更新日:2020.07.24|

成瀬猛教授が千葉県立柏の葉高校で「国際交流」について講演

 12月17日(火)、外国語学部の成瀬猛教授が、千葉県立柏の葉高校(佐々木寿春校長)の全校生徒約900名に対して、「世界を見れば、貴方は変わる」の演題で講演を行いました。

 千葉県立柏の葉高校は、千葉県が推進する「グローバル人材プロジェクト」の実施校となり、生徒の国際理解促進を図るため、外国人留学生との交流会や国際理解に関する講演会を継続して実施しており、今回の講演会もこのプロジェクトの一環として開催されました。

 成瀬教授は、海外の人々は「世界」を念頭に置いて物事を考えているが、日本ではその意識が薄いことを指摘。「日本は、食料や製品の材料など、たくさんのものを輸入しています。海外との交流が途絶えればこれらは日本に届かなくなり、私たちの日常生活も立ち行かなくなるのです」と身近な例を出して、日本と海外の国々がグローバルに繋がっている現状を解説しました。

講演する成瀬教授

柏の葉高校卒業生の齋藤さん(左)も登壇


 続いて、成瀬教授から、タイ・スタディツアーやミクロネシア研修など、世界を舞台に活動する麗大生の事例が紹介された後、柏の葉高校の卒業生で、模擬国連団体等で活躍し現在は麗澤大学のグローバル活動団体を纏めるAspire Reitakuの代表を務める齋藤祐介さん(英語コミュニケーション専攻4年)が壇上に上がり、高校時代のエピソードや大学での学び、海外での様々な活動の体験談や自らの成長について語りました。

 最後の質疑応答では、「グローバル社会における日本のあるべき姿とは?」などの質問が相次ぎ、成瀬教授と齋藤さんが熱心に回答。参加した生徒たちは最後まで真剣に聞き入っており、海外に目を向けるきっかけを掴んでくれたようでした。