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2014.07.01|最終更新日:2020.07.24|

第3回 中国語スピーチコンテストを開催

6月29日(日)、本学において「第3回中国語スピーチコンテスト」が開催されました。

会場の生涯学習プラザ

会場の生涯学習プラザ

このスピーチコンテストは、日本企業のビジネスにおいて中国語を話せる人材がますます重要になる中、中国語学習者の学習意欲を向上させ、今後もさらに優秀な人材を育てていきたいと考え、また中国語を学習する高校生との交流を深めることを目的として開催しました。

コンテストの参加条件は、中国語を外国語として学習している高校生とし、朗読の部、暗誦の部ではそれぞれ課題文が出され、弁論の部では、①「私と中国語」②「私のマイブーム」のいずれかを発表するという3部に分かれて行われ、参加申し込みは23校から56名、エントリーしました。

この大会の審査員は、国際貿易投資研究所チーフエコノミスト(上海万博日本館館長、元・立命館大学客員教授)の江原規由氏、及び劉光赤氏(本学非常勤講師)をお迎えし、また、戸張嘉勝麗澤大学名誉教授、鈴木誠教授、温琳准教授が務め、発音や表現力及び内容等について総合的に審査がなされました。

渡邊新 外国語学部長の挨拶

渡邊信 外国語学部長の挨拶

開会式では、渡邊信外国語学部長より挨拶があり、「緊張せず、日頃の学修の成果を存分に発揮してください。皆さんの中から将来、日本と中国あるいは日本と台湾の架け橋となられることを期待しています。」と激励の言葉があり、朗読の部からスタートしました。

コンテストでは、朗読の部では課題文である「空气在哪里」、暗誦の部では課題文である「花钟」の朗読・暗誦がそれぞれ行われ、両部門とも身振り手振りを交えたスピーチをする参加者もおり、熱のこもった発表がされました。弁論の部では、エントリー者4名全員が①「私と中国語」を選び、これまでの中国語学習に対する想いや今後の目標などが発表されました。参加頂いた高校生の熱意、今回のスピーチコンテストに向けて高校生に中国語を指導して下さった高校の先生方の熱意がとても良く伝わってきました。

金丸良子教授による講演

金丸良子教授による講演

 

その後、金丸良子麗澤大学教授による【上海オールド写真の世界】をテーマに、外灘の前景や上海の町並み、病院や学校、結婚式などの写真がスライドで映し出され、中国の写真史についての講演がありました。

 

 

江原規由による総評

江原規由氏による総評


そして、審査を務められた江原規由氏より「日本各地からたくさんの方が、中国語スピーチコンテストに参加し、熱心に朗読、暗誦、弁論する姿に感動しました。その中で、中国語を友達、家族の一員のように思うようになったと発表されている人が何人かいました。中国語を通して、中国を身近に感じてください。中国語知ることは世界を知る大きな一歩となり、皆さんの視野を広げる上で、大きな意味があると思います。来年また多くの参加者にお会いでるのを楽しみにしています」と総評がなされ、いよいよ審査結果発表となりました。今回も参加者のレベルは高く、審査は難航しました。その結果、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、努力賞、麗澤大学学長賞がそれぞれ授与されました。そして、弁論の部の最優秀賞には、副賞として天津理工大学漢語文化学院麗澤奨学金による同大学への4週間短期留学(授業料免除)の機会が授与されました。 

 

各部門の最優秀賞受賞者  高島さん(左)、竹内さん(中央)、立山さん(右)

各部門の最優秀賞受賞者 
高島さん(左)、竹内さん(中央)、立山さん(右)

(朗読の部)高島 みきさん  福井県立足羽高等学校        
(暗誦の部)立山 映さん     福井県立足羽高等学校
(弁論の部)竹内 万喜子さん 関東国際高等学校
 その他、受賞者はこちらからご覧いただけます。

 

後援

文部科学省、外務省、中華人民共和国駐日本大使館友好交流部、(財)国際貿易投資研究所、
日中教育交流センター、日本日中関係学会

協賛

天津理工大学漢語文化学院、(株)亜東書店、 (株)東方書店、中国語コミュニケーション能力検定(TECC)事務局、HSK日本実施委員会事務局