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教育・研究
2014.01.23|最終更新日:2020.07.31|

翻訳家・通訳 鈴木小百合客員教授の特別講義を開催


1月22日(水)、外国語学部渡邊ゼミ(『映画・テレビ番組を使って口語英語を学ぶ』)では本学客員教授で、著名な通訳・翻訳家の鈴木小百合先生をお迎えして「特別講義」を開催しました。

ハリウッド・スター来日時の記者会見、舞台挨拶、テレビ出演等の通訳を手掛ける鈴木先生に少人数のゼミで講義をしていただき、受講生はみな感動した様子で熱心に聞き入っていました。鈴木先生は海外スターが来日して行う映画のプロモーション時に欠かせない存在となっており、1月31日(金)公開予定の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のPRのために来日されるレオナルド・ディカプリオ氏、マーティン・スコセッシ監督の通訳を担当されるご予定です。

本日の講義では、最近の通訳活動、失敗談とその対処法、演劇の制作現場での通訳・戯曲翻訳・俳優来日時の通訳と鈴木先生がこれまで積み上げてきたキャリアなどについてお話しいただきました。映画『ゼロ・グラビティ』の封切りを前に、去る12月4日に主演のサンドラ・ブロック氏らが行った来日記者会見でのエピソードなどにも触れられ、興味の尽きないご講演でした。4年生にとっては大学生活最後の授業がこの特別授業となり、きっとよい思い出となることと思います。

::::::::::::::::::::::::::::::鈴木小百合先生プロフィール:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

・2013年4月より麗澤大学外国語学部客員教授

・8歳から14歳までオーストラリア、シドニーで過ごし、帰国後、聖心インターナショナルスクールで学ぶ。

・国際基督教大学卒業、広告代理店勤務などを経て、フリーの通訳・翻訳者に。

・演劇の現場での通訳としてスタートを切り、その後、戯曲翻訳を手がける。

・2007年には、戯曲翻訳2作品に対して「第14回湯浅芳子賞」受賞。

・通訳としては映画のプロモーションで来日するハリウッド・スターや監督たちの通訳を担当。

・東京国際映画祭の通訳を20年以上にわたって務める。オープニング・セレモニーや授賞式、舞台挨拶や記者会見などで、
歴代首相、及び各国の映画監督、製作者、俳優たちの通訳を担当。