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教育・研究
2015.03.06|最終更新日:2020.07.24|

外国語学部「第4回卒業研究コンテスト」授賞式を実施

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3月5日、外国語学部主催「第4回卒業研究コンテスト」受賞作が決定し、授賞式が行われました。

外国語学部では、3年生から専門コースゼミナールがスタートします。各々ゼミに所属し、研鑽を磨きながら、2年目の4年次には卒業研究をまとめます。「卒業研究コンテスト」は、卒業研究に取り組む学生たちのモチベーションをより高め、優秀な卒業研究を後進の学生たちに模範として示す、という趣旨で毎年実施されているものです。今年度は、その4回目のコンテストとなり、このほど受賞作が決定し、授賞式が行われました。

8人の学部教員で構成された審査委員会による厳正な審査を経て、今年度は、以下の4作品が受賞作と決まりました。

最優秀賞

 氏名 所属専攻 所属ゼミ タイトル
板垣晴香 英語・英米文化専攻 正宗ゼミ 話し手に影響を与える聞き手のコミュニケーション・ストラテジー
 ―タレント阿川佐和子の言語・非言語行動に注目して―

優秀賞

氏名 所属専攻 所属ゼミ タイトル
柳澤菜月 中国語・中国文化専攻 松田ゼミ 中国人が意識するホテルサービスの実態~日本との比較を通して~
松村美穂 国際交流・国際協力専攻 正宗ゼミ 日本人の呼びかけ語に対する意識調査―アンケートとインタビューを通して―
山岸歩 国際交流・国際協力専攻 梅田ゼミ フィリピンの貧困とストリートチルドレン
―BOPビジネス等で貧困に苦しむ子供達に明るい未来を―

今年度は、各ゼミ担当者から17本の候補作が推薦され、審査に付されました。審査に当たった先生方からは、「きちんした方法論に基づいて、研究論文としてしっかりまとまっているものもあり、驚いた。」「日本語はもちろん、英語その他外国語の資料も渉猟しており、十分時間をかけたことがうかがえる。」「グローバルな視点で書かれており、興味深く読めた。」といった声が聞かれました。

教授会終了後の会議室で行われた授賞式には、都合により欠席した板垣晴香さん(最優秀賞)、山岸歩さん(優秀賞)を除く2名が出席しました。学部の先生方が見守るという、受賞者にはちょっと緊張感をともなう中、渡邊信外国語学部長より賞状と賞品が授与されました。

優秀賞に輝いた柳澤さんは、「一人部屋にこもって執筆していた時に、あたたかく見守ってくれた家族と、熱心に指導してくださった先生に感謝します。」と話していました。また、同じく優秀賞の松村さんも、指導の先生だけでなく、アンケートに協力してくれた方々へのお礼を述べていました。

今回の受賞作は合本にして図書館に収蔵される予定です。コンテスト受賞作が、4月から卒業研究に取り組む新3年生の良きお手本となり、また励みになることを期待します。

賞状を受け取る柳澤さん

賞状を受け取る柳澤さん

受賞の喜びを語る松村さん

受賞の喜びを語る松村さん