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2013.07.23

留学事前セミナーを開催

7月20日(土)、この夏に留学を予定している学生を対象に「留学事前セミナー」が開催され、90名が受講しました。

このセミナーは「危機管理について」、「異文化ストレスとうまくつきあう方法」、「留学目的の確認」の3部構成となっていて、それぞれの分野に精通した講師にお願いし、留学生活をより充実したものとなるように企画されたものです。


まず最初に、外国語学部 成瀬 猛 教授から危機管理についてお話がありました。成瀬教授はご自身の国際経験から、海外で起こったリアルな情報を教えていただきました。学生からも「自分の身は自分で守るということを強く意識しました」、「その国や文化に慣れたからといって、油断をしてはいけないですね」、「留学に行くことを楽しみにしていたけれど、身に潜む危険を常に意識していきたい」といった声があり、真剣な眼差しで聴講する学生の姿が印象的でした。

成瀬 猛 教授

熱心に聴き入る学生達


吉原 啓 カウンセラー


次に学生相談センターの吉原 啓カウンセラーより、「異文化ストレスをうまくつきあう方法」と題して、カルチャーショックについてのお話がありました。ワークシートを使いながら、自分自身と向き合い、ストレス対処の方法を探りました。

海外で生活すると日本と全く異なった文化に触れるので、ストレスは誰でも感じるものです。吉原さんはご自身の留学経験を織り交ぜながら、それらといかに向き合い、いかに対応するかを解説されました。

「今まで『カルチャー・ショック』というとマイナスのイメージを持っていたが、異文化に接しても成長する機会なんだとプラスに考えられそうです」、「海外でのストレス発散方法を探します」というコメントが寄せられました。

 

最後に経済学部 コミサロフ, アダム M.教授から「留学目的の確認~あなたにとって「留学」とは?」のテーマで、ワークシートを使いながら留学目的を再確認し、異文化間コミュニケーションについて興味深いお話がありました。
コミサロフ先生は時にはユーモアを交えながら、学生達に発言を促すシーンも多く、笑顔が絶えない講義となりました。

コミサロフ, アダム M.教授

ディスカッションの模様


海外留学とは、大学生活の中で必ず大きな思い出となります。そのために渡航先での情報収集をはじめ、海外での「安全」を第一に考え、その思い出を限りなく有意義なものにしてください。