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教育・研究
2015.09.10|最終更新日:2020.07.31|

群馬県みなかみ町と包括連携協定を締結

協定締結式

9月3日(木)に、群馬県みなかみ町役場において包括連携協定の締結式を開催し、岸良昌町長と本学の中山学長が協定書にそれぞれ署名をし、協定が発効しました。

群馬県みなかみ町は、本学の谷川セミナーハウスが所在し、セミナーハウスの前身である谷川講堂が開設された昭和12年(1937年)からおつきあいのある自治体ですが、これまでは、温泉の管理や除雪の実施等、そのかかわりは限定的でした。

このたびの協定締結のきっかけは、本学外国語学部の山川和彦教授が、タイのバンコクで毎年開催されている国際旅行博に研究調査の一環で参加された折、みなかみ町の担当者と出会われたことに端を発します。

山川教授は、これまでにもタイ人旅行者が多く訪れることで有名な北海道歌登のホテルで留学生をインターンシップさせて実績を重ねて来られました。一方のみなかみ町は、グリーンツーリズムを筆頭に、多くの外国人観光客を呼び込むことに成功していることで有名ですが、さらに多くの観光客誘致を模索している状況でした。そこで、本学の外国人留学生のインターンシップをみなかみ町の旅館やホテルで行うことで、両者のニーズが合致し、本学創立者ゆかりの地でもあるため、とんとん拍子で今回の協定締結にいたりました。

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締結式の冒頭、岸町長が「麗澤大学とは古くからのつきあいであるが、みなかみ町になって10周年という節目の年に協定が成立したことは大変喜ばしい」と挨拶され、中山学長も「創立者ゆかりの地でもあり、学生の学びのフィールドを提供していただくことは大変ありがたい」と応じました。

今後は、留学生のインターンシップに止まらず、本学の学部生や大学院生が研修で訪れる機会を利用するほか、本学教員が人材育成や町づくりに協力する等の機会を通して、町の振興を図り、本学学生の成長につながることが期待されます。