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2015.11.24|最終更新日:2020.07.31|

外国語学部3年荒谷さんが第13回世界武術選手権大会の2種目で銀メダルを獲得!

DSC_0677トリミング

11月15、16日、インドネシアで開催された第13回世界武術選手権にて、中国語専攻3年の荒谷友碩さんが男子太極剣、男子太極拳の2種目で銀メダルを獲得しました。

世界武術選手権大会は2年ごとに開催され、毎回80近い国・地域から選手が参加する「武術のワールドカップ」ともいえる大会。荒谷さんは前回の第12回大会に続き、2度目の出場でした。

大会間際まで北京で行なわれた日本代表の合宿に参加していた荒谷さん。そのときに中国在住の指導者から受けたアドバイスのおかげで演武の完成度が上がったそうです。
「完成度が上がったことで自信がうまれ、それまでの緊張した気持ちから、『自分の技が世界大会でどれくらいの評価がもらえるんだろう』とワクワクするような気持ちになりました。」(荒谷さん)

荒谷さんの演武の様子

荒谷さんの演武の様子

無駄な緊張も取れ、平常心で臨めたという荒谷さんは、夏の全日本武術太極拳選手権大会同様、ノーミスで演武を終了。太極拳2位(前大会では10位)、太極剣2位(前大会では8位)、今大会で日本が獲得した銀メダル4個のうち半分を占めるという快挙を遂げました。

また、前大会では、開催国のマレーシア到着後に体調を崩してしまい、大会直前の本番会場での練習が1回しかできない状態で大会に臨むこととなった反省を活かし、今回は体調管理にも充分な注意を払ったそうです。

「今回の大会では、自身の成長を実感できました。さらに練習を重ねて技を磨き、次の大会では金メダルに届くようになればと思います。」(荒谷さん)

演武同様、落ち着いた様子で抱負を語ってくれた荒谷さん。その静かな口調の中にもしっかりとした意思と向上心が感じられました。これからの益々の活躍に期待したいと思います。