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教育・研究
2017.05.30|最終更新日:2020.07.24|

『国際フェスタ千葉』に国際交流・国際協力(IEC)専攻1年生が全員参加!

 5月27日(土)に、国際交流・国際協力(以下、IEC)の新入生(10期生)が神田外語大学を会場にして行われている『国際フェスタ千葉』に集合し、『世界の現状と問題についてのプレゼンテーション』を行いました。

 恒例行事になっているこのビックイベントに新入生は入学して2ヶ月も経たない内に、いきなり参加するという課題を与えられました。グループワークとは言え、未知の問題を調べ、パワーポイントを作り、仲間達とプレゼンテーションの説明内容を分担して考え、1年生の多くは、恐らく初めて一般聴衆の前で発表することになります。「果たして、チームワークよく、うまく準備出来るだろうか…?」と不安が募る中、学生達はやっと顔を覚えたくらいの仲間と急速に仲良くなりながら、一生懸命にこの課題に取り組んでいました。あるグループは学内にアフリカ人留学生が多数居ることに目をつけ、アフリカ人留学生へのインタビューを織り交ぜて『アフリカの開発問題』を調べていました。また、あるグループは昨今頻繁にマスコミで取り上げられる『難民』に目をつけ、都内で開催された難民救済イベントにグループ全員で参加し、ここでも出展者(難民支援協会等)のブースを訪ねて、情報を積極的に集め『世界の難民事情と日本の難民受け入れ現状』を調べました。

 当日の本番では、聴衆の前で、これがつい最近まで高校生だったのかと見紛うほど堂々とプレゼンテーションをやり遂げていました。

 8チーム全部のプレゼンが終わった時に、学生達が魅せる顔は格別に輝いています。達成感で高揚し、仲間同士で称え合い、成長を実感し、そして更に国際人として研鑚を積んでいく決意に満ち溢れています。そんな雰囲気を間近で直に感じることが出来るのは、その場に居合わせた教員の特権であると思っております。

 今年入学したIEC10期生も、今後、間違いなく麗澤大学を変える力の中核となって行くと信じています。重要なのは熱くなった鉄を、熱が冷めないうちに確りと叩いて、鍛えてあげること。鍛冶屋である我々教員の関わり方次第で、学生達は切れ味鋭い名刀にもなれば、役に立たない鈍な飾り刀にもなることを私自身が改めて強く感じたとても良い機会となりました。

発表前にブース内で準備をしているところ

発表終了後の集合写真