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教育・研究
2017.05.31|最終更新日:2020.07.29|

鈴木小百合先生(外国語学部客員教授)
特別講義『映画通訳の仕事について』開講

5/29(月)に、毎学期恒例となる外国語学部日影ゼミ・渡邊ゼミ合同主催、鈴木小百合先生(外国語学部客員教授)特別講義『映画通訳の仕事について』が行われました。ハリウッドスター来日時の映画プロモーションに欠かせない存在となっている鈴木先生ご本人から、最新の通訳業務を中心に講話いただいております。

今回は、20代で演劇の翻訳・通訳の世界に飛び込み、ミュージカルや劇団四季との縁など人との出会いを大切に活動されてきた、これまでのご自身の経験や、最近のご活躍についてお話いただきました。

鈴木先生のご活躍:

[翻訳]

松岡昌宏氏主演の舞台『ダニーと紺碧の海』(作: ジョン・パトリック・シャンリィ、演出: 藤田俊太郎)

[通訳]

ギャレス・エドワーズ監督(『ローグ・ワン』)、ジミー・チン監督(『メルー』)、ライアン・ゴズリング氏(『ラ・ラ・ランド』)、ヒュー・ジャックマン氏(『LOGAN/ローガン』)、ブラッド・ピット氏(『ウォー・マシーン』)

今後は『八月の人魚たち­the dixie swim club­』(作: J・ジョーンズ他、演出:酒井洋子)での翻訳や、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』や『パワーレンジャー』の通訳も担当予定です。

最後に鈴木先生より受講生へ、ジョン・パトリック・シャンリィ(アカデミー賞、ピューリッツァー賞、トニー賞などに輝くアメリカの劇作家・脚本家)の以下の言葉が贈られました:

"All the really exciting things possible during the course of a lifetime require a little more courage than we currently have. A deep breath and a leap."

― John Patrick Shanley, 13 by Shanley

今回も両ゼミ生だけでなく、鈴木先生や通訳・翻訳の世界に関心を持った学生が大勢参加し、体験談を交えた興味深い話を熱心に聴講していました。

本講義を受講した学生のレポートはこちらよりご覧いただけます。