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教育・研究
2018.01.27|最終更新日:2020.07.24|

経済学部の成相 修教授、立木 教夫特任教授、真殿 達特任教授の最終講義が開催されました

 成相 修教授の最終講義が1月16日(火)に、立木 教夫特任教授の最終講義が1月23日(火)、真殿 達特任教授の最終講義が1月25日(木)に開催され、卒業生やゼミ生、多くの教職員が駆け付け、教室を埋めました。

 成相 修教授は1989年4月に着任し、「経済政策」、「MICROECONOMICS」等をご担当され、多くの学生に経済学の基礎から応用まで熱心にご教授いただきました。2001年~2004年には国際経済学部(現:経済学部)の学部長を歴任され、本学経済学部の発展にご尽力されました。また、ROCK(麗澤オープンカレッジ)の人気講座である「成相が斬るシリーズ」も担当しており、最終講義には多くのROCK受講生の方にもお越し頂きました。

 立木 教夫教授は1976年4月に着任し、「生命科学」、「現代科学思想」等をご担当され、宇宙の起源や、遺伝子の生命科学の基本的知識等を長年に亘り、分かりやすくご教授いただきました。また、経済学部の数学の授業もご担当され、経済学部生の数学能力の向上に努められました。

 真殿 達特任教授は2002年4月に着任し、「日本経済論」、「現代金融論」、「国際協力論」などをご教授いただきました。また、キャリアセンター長を歴任され、「キャリア形成入門」、「キャリア形成研究」、「キャリア形成研究」等、現在の麗澤大学のキャリア教育の基盤を形成されました。真殿教授のご尽力により、多くの卒業生が社会で活躍しております。

 成相教授の最終講義は「経済政策B」の授業で行われ、「体験的経済政策-懺悔と贈る言葉-」と題して、経済企画庁時代、国際機関(OECD)時代、JICA専門家時代など、各年代の経済状況と合わせてご自身の経験を振り返り、お話されました。

 立木特任教授の最終講義は「現代科学思想B」の授業で行われました。我々の存在の基盤である生命の起源を、細胞の進化、高分子の機能、突然変異などの解説を踏まえ、数式やグラフを交えながらわかりやすく解説されました。

 真殿特任教授の最終講義は「キャリア形成研究」の授業で行われました。銀行員時代のご経験、また麗澤大学での16年間を振り返り、ご自身のご経験から「苦しい時代が一番実力をつけることができる。」と力強いメッセージを頂戴しました。

 講義終了後は、多くの在学生、卒業生、教職員が教授方に声をかけ、それぞれ感謝の気持ちを伝えている様子が印象的でした。最後は皆、名残惜しそうにしておりましたが、花束や色紙等を受け取られた教授方は、感無量の面持ちで最後の講義を終えられました。

 成相教授、立木特任教授、真殿特任教授、長い間ありがとうございました。

成相 修教授

立木 教夫特任教授

真殿 達特任教授