3月5～9日の５日間にわたり、本学2019年卒学生向けの合同企業説明会が学生食堂「ひいらぎ」で開催されました。合同企業説明会は、学生と企業・団体が出会う機会の提供と学生の仕事・業種に対する視野拡大を目的として、毎年開催している恒例行事です。 参加企業は183社と過去最多、学生参加数も5日間延べ約1450名と、悪天候が続いた中で過去最多に迫る人数でした。机を挟むだけの近い距離で会社説明を聞けるチャンスということで、学生たちは企業の人事担当者の方の話に熱心に耳を傾け、また積極的に質問を行い、企業や仕事に対する理解を深めていました。

　説明会は学生全員に向けて１社ずつ簡単な会社ＰＲを行う「企業ＰＲ」から始まり、その後企業ごとブースに分かれ３０分間の説明会が４回に分けて行われました。参加企業の多くはＯＢ・ＯGがグローバルに活躍していたり、普段触れ合わない業界の中でトップを走る優良企業ばかり。例年この説明会での出会いをきっかけとして内定を勝ち取る学生は少なくありません。参加企業の中には本学の卒業生を連れ、彼らが活き活きと働いている姿を紹介したり、卒業生が学生の相談にのりアドバイスする時間を設ける企業もあり、本学の特徴である教職員、学生、卒業生、企業の「距離の近さ」が改めて実感できる場となりました。

　説明会後、企業の人事担当者からは「するどい質問を数多く受け、就職活動に対する熱意ある姿勢を感じた。」「是非採用したい、という学生に出会えた」という、学生と企業の距離が近い学内説明会ならではの嬉しい感想を頂くことができました。学生からも「新たに興味をもった業界・仕事と出会えた」「選考にチャレンジしたい企業が沢山見つかった」という声があり、双方にとって充実した内容となったようです。

　今回の説明会での出会いをきっかけとして学生たちがよりよいキャリアを築けるよう、キャリアセンターはより一層一人ひとりへの細やかな支援を行ってまいります。