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2017.05.19|最終更新日:2020.07.24|

中山学長が授業「麗澤スタディーズ」で講義

学長やOB・現役の教職員がオムニバス形式で麗澤大学の過去・現在・未来をそれぞれの視点から語る「麗澤スタディーズ」が今期も開講され、約100名の学生が履修しています。
5月1日の担当は、中山理学長。「グローバル時代における麗澤の道徳教育-なぜ、道徳教育が必要なのか-」をテーマに、麗澤大学ではなぜ道徳を大切にしているのか、これからの社会に求められる道徳とは何か、そして創立者の廣池千九郎博士の教育観や歴代学長の想いを分かりやすく解説しました。

<履修生の感想より(一部抜粋)>

・中山学長の講話を聞き、感じたことは「感謝の心」を忘れない限り、人は成長し、人生を良い方向に変えることができる!ということです。麗澤は一人一人の生徒に対し、思いやりがある大学ということで私は入学を決めました。実際に「分からないこと」を「分からない」と素直に言え、質問できるのはこの大学ならではと言えます。先生方も道徳性を持っている方が多いので嬉しいです。勉強ができるから偉い!ってことではなく、人柄がいかに善いかが重要ではないでしょうか。周りへの配慮や心遣いがあるからこそ、関係性が密になり、自分自身を成長させてくれるのだと思います。(経済学部 4年)

・そもそも道徳を授業として教えるというのはどうだろうか。道徳とは自分自身で身に付けるものではないか。道徳を教えられない教員が多いのは、道徳を主体としてとらえ、それのみを教えようとしているからではないか。生徒に道徳を身に付けさせたいのであれば、教えるのではなく、触れさせ、馴染ませることがよいのではないだろうか。例えば、英語の授業をしながら、道徳を身に付けさせる。経済について学びながら同時に道徳にも触れる。こう考えれば全ての授業で道徳を学べるうえ、自然に身に付くはずである。道徳教育には無限の可能性が秘められていると思う。これから、教師と生徒が相互に良い影響を与えることができる道徳教育のあり方が見つかることを祈っている。(外国語学部1年)

・1番感じた事は学長の道徳教育に対する熱意と麗澤を好きな気持ちでした。
また”Why(なぜ)という気持ちがなければやる気がでないという言葉があり、これには本当に共感しました。私が2年生のとき、何のために授業を受けているのか分からなくなり、目標を見失い、何事にもやる気がおきなかった時期がありました。反対に今は、明確な目標と、”なぜ”その目標なのかがしっかり分かったので、意味のある日々を送れています。学長も仰っていたように、”Grit”(やり抜く力)を意識して生活していこうと思います。(経済学部3年)