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2018.05.23|最終更新日:2020.07.30|

【開催報告】第30回麗澤大学英語教授法セミナー実施報告

第30回 麗澤大学 英語教授法セミナーが開催されました。

▼詳細は下記をご確認ください。

【第30回麗澤大学英語教授法セミナー】

日時:平成30年5月19日 15:00-17:00

場所:校舎かえで 1601教室

題目:Speaking活動を中心とした授業展開〜その実践と効果について〜

講師:木村一男氏(千葉県成田国際高等学校教諭)

参加者数:78名

(麗澤大学生51名、麗澤大学卒業生7名、麗澤大学科目等履修修了生2名、一般9名、他大学生9名)

 木村氏は、生徒に英語を発表的に使えることを目的に授業作りしています。そのためには、教科書の内容を理解させたあと、生徒が自分の使える英語で内容を伝えることができるような活動を行っています。Warming-upではSmall talk, Mini-debateなどを帯活動として行っています。教科書は、概要把握に必要な単語を3語ほど例文の中で選択される形式で教えたあと、First Listeningとしてトピックの聞き取り、First Readingとして概要の読み取り、Second Readingでは細部の読み取りを行います。そのあとOral Summaryで内容を発表させるという授業構成です。模擬国連の学校版は、生徒がそれぞれ部活動の代表になって学校の予算を自分の部により多く獲得することを目標としています。その際、自分の部だけでなく、他の部、他の生徒の幸せにつながる案を提案し、他の生徒を説得し、賛同を得なくてはならなりません。これは、生徒が自分で考え、意見を言い、相手と交渉する力、現在社会で求められている21世紀型スキルの養成につながることになります。

 参加者からは質問が相次いぎました。セミナー終了後も講師に質問する参加者の列ができるほどで、刺激的で示唆に富むセミナーでした。(文責 外国語学部教授 望月正道)

セミナー中の様子

たくさんの学生が参加