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2018.09.10|最終更新日:2020.07.24|

三枝病院創立50周年記念式典での学長の記念講演

 平成30年9月9日(日)に三枝病院(医療法人社団 三友会/千葉県富津市)の創立50周年記念式典が開催され、中山学長が記念講演を行いました。

 オークラアカデミアパークホテル(千葉県木更津市)で行われた記念式典では、まず法人幹部・責任者のみによる「感謝式」のあと、三枝病院職員、他の病院関係者等が参加した「感謝の集い」が行われました。

 「感謝の集い」では、法人が運営する三枝病院、老人保健施設ケアセンター「さきくさ」、特別擁護老人ホーム「ウィステリア八重原」に勤務する永年勤続者24名の表彰が行われたあと、中山学長が「医療とWell-being -高齢時代と感謝の心-」と題して記念講演を行いました。

 講演では、人生100年の時代を迎える中で、どうしたら人生のWell-being(幸福)を実現できるのか?AI時代の到来とともに超高齢社会を迎え、ライフシフトが求められる中で、健康、介護、Well-beingの問題がますます重要な課題となり、医療による社会貢献度向上への要求が今以上に高まることになる。これからの医療従事者は、従来の診断型の治療に加え、自己自身の品性向上と対話による患者の価値転換への支援(患者の個々の生き方、考え方を尊重しつつ、人生の意味を見出す支援)が必要となる。その上で、三枝病院の存在意義と、これまでの“理想の病院・理想の看護スタッフを育てる”ために、モラロジーによる人間教育を通して、地域になくてはならない病院としての基盤を築いていくという方針に大いに期待をすると結びました。

記念講演中の中山学長

感謝の集いに参加した職員と関係者