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2018.11.09|最終更新日:2020.07.29|

経済学部3年生、「日銀グランプリ」で決勝進出の快挙!全国147組の中からの5チームに選抜

 経済学部3年生の沖名祐一郎さん、石川拓実さん、長土居春輝さん、金井梨瑚さん=いずれも中島真志ゼミ=の4名が、チームを組んで日本銀行主催の学生向けコンテスト「第14回 日銀グランプリ~キャンパスからの提言~」に挑戦。このほど、見事に論文審査を通過し、全国の52大学・147チームの中から選ばれて、決勝大会に進出することが決まりました(決勝進出は5チーム)。

決勝メンバーと中島先生

 決勝大会は、11月23日(金)に日本銀行本店で行われ、若田部昌澄・日本銀行副総裁を審査委員長に、日本銀行の政策委員会のメンバーおよび外部の有識者が審査員を務めます。プレゼンテーションと審査員との質疑応答を経て、入賞チームが選ばれます。

 大学生を対象として、金融分野についての小論文とプレゼンテーションを行うこのコンテストは、今回で14回目。今回のテーマは「わが国の金融・経済への提言」でした。決勝進出の4名は、いずれも金融をテーマとする中島ゼミで一緒に学ぶゼミ生です。

 「春ごろから何度も集まってアイデアを出し合い、苦労してできた自信の提案です」(金井さん)、「夏の暑い時期にも集まってディスカッションをして頑張った甲斐がありました」(長土居さん)とのチャレンジの感想です。また決勝に向けては、「日銀の副総裁や審議委員の前で、普段から培っているプレゼン力を発揮したい」(沖名さん)と、熱い決意を語ってくれました。

 決勝大会でプレゼンを行うテーマは、「I WALK~歩いて始める資産運用~」です。若年層の株式等への投資を促進するためには、「投資のきっかけ作りが大切」との考えから、「歩いた分だけポイントが貯まり、そのポイントで投資を行うことができる株式投資の仕組み」を提案します。海外の事例なども参考に、スマートフォンの位置情報を活用したポイント制度とそれを株式投資に結び付けるという斬新な提案を行ったことが決勝進出につながったものとみられます。

 このコンテストには、毎年、経済・経営系の学部を有する全国の多くの大学がチャレンジしています。ちなみに今回の決勝進出校は、本学のほか、東京大学、東京経済大学、日本大学、函館大学の5校です。ちなみに、本学のチームが日銀グランプリで決勝大会に進出するのはこれが2回目。前回の第6回大会(2010年)では、最優秀賞と特別賞を受賞しています。

 チームを指導した中島教授は、「147チームの中から決勝進出の5チームに選ばれたことだけでもすごいことだが、これで満足することなく、決勝ではベストのプレゼンをしてほしい」と期待を述べました。