内藤 知加恵
内藤 知加恵 (NAITOU, Chikae)
職名
准教授
学部
国際学部
学科
グローバルビジネス学科
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専門分野

・フォールトライン
・ダイバーシティ&インクルージョン

学歴

・早稲田大学大学院 商学研究科博士後期課程 研究生
・早稲田大学大学院 商学研究科博士後期課程 単位取得満期退学
・早稲田大学大学院 国際情報通信研究科修士課程 修了
・早稲田大学法学部 卒業

取得学位

・博士(商学)(早稲田大学)

主要経歴

・日本放送協会 職員
・独立行政法人 経済産業研究所 リサーチアシスタン卜
・財団法人 不動産流通推進センター WEB アドバイザー
・早稲田大学商学部等 リサーチアシスタン卜・ティーチングアシスタン卜
・岡山大学大学院保健学研究科 非常勤研究員

著書

・フォールトライン:組織の分断回避へのアプローチ 単著 白桃書房 (2023.03)
・ ”Global Careers from A Japanese Perspective” M. Taniguchi & C. Naito in Careers without borders: critical perspectives, (Eds) Baruch,Y.,& Reis,C, Routledge, pp. 267-284. 共著 Routledge (2013.01.18)

学術論文

・仮説検証型研究における仮説の形式: 主効果,調整,媒介,調整媒介についてのチュートリアル 産業・組織心理学研究 36(2) (採用決定) 共著 産業・組織心理学会 (2023.03)
・職場内のサブグループ化知覚が個人の反応に及ぼす影響 慶應経営論集 38(1) 77-96 共著 慶応義塾経営管理学会 (2022.03)
・Here, there, & everywhere: Development and validation of a cross-culturally representative measure of subjective career success Journal of Vocational Behavior, 130, 103612 共著 Elsevier (2021.07)
・Careers in context: An international study of career goals as mesostructure between societies' career‐related human potential and proactive career behaviour. Human Resource Management Journal, 30(3), 365-391. 共著 John Wiley & Sons Ltd (2020.07.02)
・Proactive career behaviors and subjective career success: The moderating role of national culture Journal of Organizational Behavior, 40(1), pp.105-122. 共著 John Wiley & Sons, Ltd. (2019.01.13)
・フォールトラインに関するレビューと一考察 早稲田大学大学院 商学研究科紀要79号, pp.103-125 単著 早稲田大学大学院商学研究科 (2014.11.01)
・多職種チームにおける職能のダイバシティに関する研究―チーム医療の視点から― 早稲田大学大学院 商学研究科紀要75号, pp.181-199 単著 早稲田大学大学院商学研究科 (2012.11.01)
・(研究ノート)働き方の多様化が個人・集団に与える影響に関する考察 慶応経営論集, 37(1), pp.45-66 共著 慶応義塾経営管理学会 (2020.03.31)

その他

・書評 船越多枝『インクルージョン・マネジメント― 個と多様性が活きる組織(2022年)』 日本労働研究雑誌 749 107-109 2022年12月 単著 労働政策研究・研修機構 (2022.11.25)
・Career success around the world: new findings from the 5C project, Exploring subjective career success around the world: accounting for agency and structure. Academy of Management Annual Meeting, Anaheim, Aug. 9, 2016 共同 (2016.08.09)

先生をもっと知りたい

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
人間万事塞翁が馬。
人生の中で何が禍(わざわい)となるか、福となるかは、誰にもわからない。私のキャリアの節目で人生の先輩からいただいた言葉です。大きな決断をして、これで良かったのかな、と迷う日々で、大きな励みになりました。人生何があるかわかりませんが、自分の中に学びや力、人脈をたくわえておけば、チャンスがやってきたときに大きく飛び立てると思います。皆さん、大学で、楽しく貪欲に、自分の「貯金」を増やしてください。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
趣味はカフェめぐりと和菓子屋めぐりです。少しでも時間が空くと、お気に入りのカフェにふらりと入ってしまいます。コーヒーよりも日本茶が好きなので、和菓子屋さんにもよく出没します。おいしい和菓子で、自宅で抹茶を立てたり、熱めの緑茶を淹れたりして、家族でいただくのが何よりの楽しみです。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
タイに住む友人に会いに行き、リゾートホテルに泊まって、ひたすらのんびりします。何も考えずに、美味しいものを食べて、おしゃべりして、お買い物をして、街をぶらぶらして。想像するだけでにやけてしまいます。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
大学院修士課程の卒業式で、壇上で先生から学位記(卒業証書)を受け取るときに、緊張して、受け取った学位記を落としてしまいました。着物姿だったので、拾うのがとても大変でした。あの日をやり直せるとしたら、落とさないようにバッチリ決めたいです。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
ぜひアジア各地を訪れてほしいです。あふれる活気、時代の先端を行く都市、家の中に閉じこもっているのがばかばかしくなるような楽しい街、なんとなく懐かしい農村の情景。いろいろな風景に出会えるのがアジアです。自分の価値観がひっくり返されるような、そんな経験をしてほしいです。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
「日日是好日」(森下典子)
人生でいろいろな壁にぶつかったとき、お茶を通して、ふとした気づきを得る主人公の姿は、学生の皆さん、誰しも共感できる部分があると思います。大学受験もそうですが、就職活動、社会に出た後、皆さんはキャリアの中で様々な不安、葛藤、喜び、悲しみに直面すると思います。そんなときにやさしく支えてくれる存在に、気づかせてくれる本です。お茶の稽古に興味がある人はもちろん、そうでない人にもおすすめの一冊です。