中村 昭裕
中村 昭裕 (NAKAMURA, Akihiro)
職名
教授
学部
国際学部
学科
グローバルビジネス学科
専門分野

・マクロ経済学、経済政策、日本経済

学歴

・東京大学経済学部 卒業
・London School of Economics and Political Science修士課程 修了

取得学位

・修士(経済学)(London School of Economics and Political Science)
・学士(経済学)(東京大学)

主要経歴

・麗澤大学国際学部 教授
・内閣府(主に経済財政政策を担当(大臣官房審議官、経済財政分析担当政策統括官、内閣府審議官等))
・経済企画庁(内閣府の前身。経済政策の企画・立案・総合調整・分析等を担当)
・経済協力開発機構(OECD)経済政策委員会 副議長
・国際協力事業団(JICA(現在の独立行政法人国際協力機構))専門家としてマレイシアのシンクタンク勤務
・明治大学経営学部 兼任講師
・政策研究大学院大学 教授

著書

・Capital Flows in Malaysia:The Impact and Policy Implications 単著 Institute of Strategic and International Studies, Malaysia (2000.07)

学術論文

・Structure of the Japanese Economy in the year 2000 共著 Economic Systems Research Vol.1,No.1,1989(1989.1)
・株式市場の経済分析展望 単著 経済企画協会「月刊ESP5月号」(1991.4)
・分析あきたの経済 共著 秋田県統計協会(1992.4)
・規制緩和と消費者利益 単著 経済企画協会「月刊ESP2月号」(1995.1)
・経済構造改革 単著 経済企画協会「月刊ESP4月号」(1997.3)
・マレイシア:先進国への道のり 単著 経済企画協会「月刊ESP5月号」(2000.4)

その他

・日本経済2017-2018(通称:ミニ経済財政白書)共著 内閣府(2018.1)
・世界経済の潮流2018年Ⅰ(通称:世界経済白書)共著 内閣府(2018.7)
・平成30年度年次経済財政報告(通称:経済財政白書)共著 内閣府(2018.8)

先生をもっと知りたい

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
Cool Head and Warm Heart(冷静な頭脳と暖かい心)
英国の著名な経済学者であるアルフレッド・マーシャルの言葉です。経済学を志す者は、「冷静な頭脳と暖かい心」をあわせ持って、世の中に貢献すべき、といった意味です。これは経済学に限らず、生きていく上で大変大事なことだと思います。世の中にはWarm Head や Cool Heartの議論も多く、実践はなかなか難しいのですが、常にCool Head and Warm Heartを心掛けようと努力しています。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
趣味は、音楽と絵画鑑賞です。時間が許せばコンサートに行きます。子供の頃はピアノ、学生時代はクラシックギター(エレキやフォークとは全く別物!)を弾いていました。ギターは今でも時々爪弾いています。絵の展覧会にもよく行きます。
このほか、週1回程、スクールでテニスをしています。なかなか上達しませんが、よい気分転換になります。やはり健康第一です。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
これまで海外赴任経験のある国(イギリス、マレイシア)にセンチメンタルジャーニーをしたいです。1週間では短すぎますね。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
ありません!思うようにいかなかった経験は山ほどあります。しかし、「人生万事塞翁が馬」という言葉をご存知ですか?何が良くて何が悪かったかは、結局のところ最後までわからないというのが実感です。一喜一憂せず、その都度、できる範囲でベストを尽くすことに尽きる、と思っています。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
どこでもよいので、是非、海外に行ってください。旅行でも、勉強でもかまいません。自分や日本を外から眺め、考えることは、大変貴重な経験です。百聞は一見に如かず、を実感します。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
古典を是非読んでください。個人的には、夏目漱石と芥川龍之介はやはり双璧です。私も最近読み直してみましたが、新しい感慨がありました。今流行の小説とはだいぶ趣が異なりますが、深みが違います!最初はとっつきにくいかもしれませんが、まずは読んでみられることをおすすめします。ミドルやシニアになってから、また手に取る日がくると思います。