本学 麗澤大学では、令和7年11月19日（水）に、千葉県高等学校教育研究会 情報教育部会主催の「令和7年度研究協議会」を、本学生涯教育プラザ「プラザホール」にて開催いたしました。

　当日は県内の高等学校情報教育部会の先生方を多数お迎えし、「第18回全国高等学校情報教育研究会全国大会（千葉大会）」の開催報告や、「これからの情報科教育について」の研究協議が行われました。

　また、同研究会では講演として、本学 国際学部の 中園長新准教授 が登壇し、「人間とAIが共生する時代の高等学校情報教育」をテーマに講演を実施しました。生成AIや大規模言語モデル（LLM）の仕組みから、バイアス・倫理・情報リテラシーまで、教育現場の視点を交えてわかりやすく解説しました。

　講演では、AI時代においては「AIを恐れるのではなく、どのように共生していくかを考え続けることが重要である」と強調し、高校情報教育におけるAIの扱いについて具体的に示しました。麗澤大学では、2025年4月に国際学部 国際社会・国際情報(ISI)専攻を開設し、"グローバル化"と"デジタル化"が交差する時代に、新しい知識・技術・リテラシーを備えた人材の育成を目指しています。今回の講演をはじめ、高校の先生方との連携や高校生の探究活動支援を通じて、今後も更なる協働を進めてまいります。

　本学は今後も、地域・学校・企業とともに高校情報教育の質的向上を支援し、「変化する社会を生き抜く力」を育てる教育に全力で取り組んでまいります。